- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県寒川町
- 広報紙名 : 広報さむかわ 2025年10月号
テーマ:高齢者の健康
10月は気温の変化が大きいため、夏から秋にかけて自律神経の乱れや、寒暖差による体調不良が起こりやすくなります。
▽症状と対策
(1)秋バテ
夏の疲れが残っていたり、体が気温の変化についていけず、疲れやすかったり、食欲不振、めまい、頭痛、肩こり、便秘など体調を崩しやすくなります。
対策:バランスの取れた食事をし、適度な運動をしましょう。熱すぎないお風呂にゆっくりつかり、十分な睡眠をとって体を休めましょう。体温調節がしやすい服を着用しましょう。
(2)感染症
空気が乾燥し気温が低下するため、風邪やインフルエンザなどの感染症に注意が必要です。
対策:インフルエンザワクチン接種、手洗い・うがい、マスクの着用、換気、加湿をし、感染症を予防しましょう。
(3)食中毒
夏に引き続き、この時期も注意が必要です。
対策:食材は十分に加熱しましょう。調理器具を清潔に保ちましょう。
(4)血圧
気温が下がり、血圧が変動しやすくなるため注意が必要です。
対策:血圧測定をしましょう。急激な温度変化を避けましょう。
季節の変わり目に起こる高齢者の体調不良は、寝たきりのきっかけになることもあります。健康長寿の秘訣は、「栄養・運動・社会参加」です。これからを生き生きと過ごすためにも普段から1日3食きちんと食べ、十分な睡眠をとり、気持ちよく体を動かし、生活リズムを整え、外出することを心掛けましょう。
問合せ:高齢介護課
【電話】内線131 高齢福祉担当