- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県箱根町
- 広報紙名 : 広報はこね 令和7年1月号
「スマートフォンで申告」と聞くと「難しそう」と思い込んでませんか?
専用アプリをダウンロードしたり事前設定をしたりと、登録手続きの手間はありますが、始めてみると便利な機能が多くあることに気づきます。
さらに、役場などの申告会場で長時間待つことなく、「いつでも、どこでも、予約なし」で確定申告ができるようになったら、きっと毎年の確定申告がもっと簡単に少し楽にできるようになるはずです。
皆さんもスマホを使って確定申告に挑戦してみませんか。
■利用者が増加しているスマホ申告
平成16年6月から全国的に運用が開始されたスマホ申告は、新型コロナウイルスなど感染リスクを避けるための手段として大きく注目され、急速に広がりが見られました。
今では申告書の作成から提出まで、その全てをスマホで行うことができ、利用者は年々増加しています。
所得税などの確定申告書の申告人員327万人のうち、約7割の227万5千人と多くの方がe-Tax(電子での確定申告)を利用しています。さらにe-Taxを利用している約3割(89万人)が自宅から申告し、その約半数(42万5千人)がスマホを利用しているのです。
多くの方が利用しているスマホ申告は、令和3年にスマホのカメラで給与所得の源泉徴収票を撮影すれば、金額や支払者情報などが自動で入力されるようになったり、マイナンバーカードを取得している方は、専用アプリ「マイナポータル」を併用することで、確定申告に必要な控除証明書などのデータの取得や自動入力など、年々機能も便利になり、よりスマホからの申告が容易になっています。
■町でもスマホ申告を後押します
スマホを利用すれば、いつでも、どこからでも、申告ができる時代です。町では、スマホ申告をしたいけれどやり方がわからない方や一人では不安な方に小田原税務署職員による「スマホ申告教室」を開催しますので、ぜひ参加してみませんか。
■スマホ申告教室 開催
スマートフォンを使って確定申告書を作成・提出をしてみよう
・参加費無料
・要事前申し込み
日時:令和7年2月7日(金)
会場:役場分庁舎4階 第7会議室
時間:9時〜12時、13時〜16時
※12時〜13時は受け付けません。
対象:給与・年金収入のみの方
定員:1時間あたり7人まで
申し込み期間:
・[Web]2次元コードから…1月14日(火)~26日(日)
※2次元コードは、本紙P.7をご覧ください。
・[電話]…1月28日(火)~31日(金)8時30分〜16時
【電話】85-7750(税務課)
持参するもの:
・スマートフォン
・マイナンバーカード
・源泉徴収票など申告相談に必要な書類
※医療費控除を受ける場合は、事前に「医療費の明細書」を作成しておいてください。
■申告フローチャート
◇所得税または町・県民税の申告が必要・不要?
◇判定結果
このフローチャートは目安です。内容によっては申告方法が異なる場合があります。