くらし みんなでつくる“自分の好きを選べるまち”妙高”

第4次妙高市総合計画スタート 令和7(2025)年度~11(2029)年度 みんなでつくる“自分の好きを選べるまち”妙高”

4月から第4次妙高市総合計画がスタートしました。市民みんなの想いをこめた、この5年間で目指すまちの将来像は「みんなでつくる“自分の好きを選べるまち”妙高」です。まちの将来像を実現するため、市民をはじめ多様なかたがたと共に知恵を絞り、力を合わせて「人口減少への挑戦」を新たなステージへと進めます。

■計画策定の趣旨
第4次妙高市総合計画は、“みんなで力を合わせ、人口減少によって生じる課題に挑戦するための計画”
私たちは今、「変革の時代」を迎えています。人口減少と少子高齢化をはじめとした時代の変化を敏感に捉えながら、将来を見据えた中期的視点から新しい発想のもと、市民、コミュニティ、事業者、行政が力を結集して人口減少によって生じるさまざまな課題に挑戦し、未来の世代につなげるためのまちづくりの道標として第4次妙高市総合計画を策定しました。

■まちづくりの基本姿勢
これからのまちづくりを進めていくうえで、各分野共通の基本姿勢を次のとおり定めます。
・次代を担う「人」を育てる
・市民が多様な暮らしやいきがいを「選べるまち」をつくる
・全ての人との「つながり」を大切にする
・「誰一人取り残さない、自然と共生した持続可能なまち」を追求する

■まちの将来像
まちの将来像 みんなでつくる“自分の好きを選べるまち”妙高
~つくろう!住みたい、子育てしたい、働きたいをかなえられるまち~
「みんなでつくる“自分の好きを選べるまち”妙高」は、市民、コミュニティ、事業者、行政など多様な主体が力を結集し、自分に合った選択ができ、住みたい、子育てしたい、働きたいと思うまちをつくることで、若者などの定着・回帰、移住・定住を目指すものです。また、市民との対話を通じて「共感」と「納得」を得ながら持続可能なまちづくりを進めようという願いを込めたものです。

■目指すまちの姿
まちの将来像の実現に向け、政策分野ごとに目指すまちの姿を具体化しました。

○目指すまちの姿1[結婚、子育て、教育]
みんなが安心して子育てができ、子どもたちがたくましく育つまち

○目指すまちの姿2[市民参画、地域コミュニティ、生涯学習、スポーツ、文化芸術、人権、ジェンダー平等、多文化共生]
みんなが個性と能力を発揮し、つながりを深め、共につくるまち

○目指すまちの姿3[健康、福祉]
みんなが健康でいきいきと、支え合って住み続けられるまち

○目指すまちの姿4[産業、交流]
みんなで活力と魅力ある産業を育み、にぎわいと交流が生まれるまち

○目指すまちの姿5[安全・安心]
みんなで備え、助け合い、安全に安心して暮らせるまち

○目指すまちの姿6[自然環境、都市基盤、生活機能]
みんなで豊かな自然環境を守り、快適な生活がおくれるまち

■リーディングプロジェクト
リーディングプロジェクト 次代を担う「子ども・若者」の成長・交流・つながりの場づくり
子ども・若者の声を聴きながら、さまざまな学びや体験活動などを通じ、豊かな人間関係の中で健やかに成長できる環境づくりを進めるとともに、多世代との交流を通じ、つながりを深められるように、地域全体で「成長・交流・つながりの場づくり」に取り組み、子ども・若者の地域への安心感や信頼感、愛着を育んでいきます。また、市内外の多様な人との出会いにより、子ども・若者が、地元ならではの魅力を実感できる場づくりを進め、まちの未来に想いを巡らせ、まちづくりに参画しながら、地域課題の解決や新たな価値の創造に挑戦する人材育成に取り組んでいきます。

■5年間の財政運営の指針
第4次妙高市総合計画の「目指すまちの姿」と健全な財政運営実現のため、令和7年度から令和11年度までの5年間における指針として財政計画を策定しました。

○財政運営の現状・課題
人口減少や公共施設等の老朽化対策などにより、市の財政状況は今後より厳しくなることが予想されます。今後の市の収支を推計すると、基金残高は減少、市債残高は増加を見込んでいます。

○財政健全化への取組
ふるさと納税など歳入の確保に努めるとともに、歳入に見合った予算規模としていきます。また、中長期的な視点から評価していくため、次の指標を設定しました。

○計画の見直し
予測できない災害や大きな社会変動などにも柔軟に対応するため、財政計画は毎年度見直していきます。

『第4次財政計画』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

問合せ:
総合計画に関すること…企画政策課 政策・広報グループ【電話】74-0005
財政運営に関すること…財務課 財政係【電話】74-0007