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- 自治体名 : 新潟県南魚沼市
- 広報紙名 : 市報みなみ魚沼 令和7年8月号
大阪・関西万博のEXPOメッセ「WASSE(ワッセ)」会場で6月20日(金)から23日(月)までの4日間にわたり開催された「にっぽんの宝物祭り」に、「雪と雪室」をテーマにブース出展をしました。
「雪国」に住む私たちにとって、雪は“つらいもの”“迷惑なもの”といった思いも強いのではないでしょうか。一方で、雪がもたらす恵みは米作りなどに欠かせない大切なものです。また、雪の降らない地域に暮らす人にとっては、白い世界には大きな魅力があります。
出展会場ではミニ「雪室」を作り『涼』を提供するとともに、雪室貯蔵したお米・お酒などの商品を展示し、従来の観光資源としての利用のほか、雪は“産業資源”であり“価値”あるものであることを含め、市の紹介をしました。
初めて雪に触れる外国人や関西の子どもたちは、「冷たーい」「これ本物の雪?」などとはしゃいでいました。
会場への雪の輸送には、清水地区に貯蔵している雪を保冷コンテナを使い、主に貨物列車を利用することで脱炭素にも配慮しました。
22日(日)には市長がステージに登壇し、“ゆきぐに”南魚沼と雪の産業利用について発表しました。
今後も、こういった機会を捉え、観光などに当市を訪れる交流人口の増加や認知度の向上に取り組みます。
にっぽんの宝物祭り:食・文化・観光・スタートアップといった注目分野から「世界に誇るべき日本」が集結し、世界に発信するイベント