- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県弥彦村
- 広報紙名 : 広報やひこ 令和7年7月号
■学びを実践に――自分の農業をつくる日々
赤星 和貴(あかほし かずたか)さんに再び取材しました!
◆今月号のやひこノートは、令和5年11月号でご紹介した赤星さん。2年間の研修を終え、この春、念願の農家になりました。
現在は、弥彦むすめをはじめ枝豆を50aのほか、銀杏やさつまいも、夏野菜を作付しており、今後はイチジクやブロッコリーにも挑戦予定です。
実際に経営者としてスタートして、「研修中にも様々な作業を経験してきましたが、いざ自分ひとりで、栽培から管理、出荷までのすべてを担うようになると、作業の流れやつながりを自分で考えながら進める必要があり、思うようにいかないことも多いです」と語ります。それでも、困ったときには研修時代にお世話になった先輩農家さんに相談しながら、一つずつ課題を乗り越えているそうです。また「ほ場にはそれぞれ個性があって、同じ作物でも場所によって育ち方が違うため、作物の出来にも大きな差が出たり、出荷もうまくいかなかったりすることもありました」と話す赤星さんですが、「その経験を次年度以降に活かして、調整を重ねて、より良い作物を育てていきたい」と、未来を見据えていました。
そして、「良いものを作って稼げる農業を目指すとともに、現在始めたばかりの直売所、今後は加工品にも取組み、販路拡大につなげていきたい」と新たな挑戦にも意欲を見せていました。
村の農業の未来を支える若手農家として、これからの活躍が楽しみです。
■弥彦村では現在、4名の新規就農者が儲かる農業を目指して挑戦しており、集積・集約できる農地を探しています。下記まで情報をお寄せください。
問合せ:産業部 農業振興課
【電話】0256-94-1023