- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県七尾市
- 広報紙名 : ななおごころ 広報ななお 令和7年(2025)7月号
■ABCクッキングスタジオと連携協定を締結~食で地域の魅力発信を~
・5月1日(木)場所…七尾市役所
三大都市圏の企業が職員を市町村に派遣し地域活性化を図る「地域活性化企業人」制度を活用し、国内外で料理教室などを手掛けるABCクッキングスタジオ(東京都)と連携協定を結んだ。
同社から波呂(はろ)彩花さんが派遣され、地域食材の魅力向上や販路拡大など、食を活用した地域活性化に取り組む。茶谷市長は「能登の食材を通じて魅力を国内外に伝えてほしい」と期待し、波呂さんは「食は最大のコミュニケーションツール。復興と地域活性化のために役立ちたい」と意気込んだ。
■水墨画教室で等伯に触れる~代表作を模写~
・5月20日(火)場所…東湊小学校
6年生が七尾市出身の絵師、長谷川等伯の代表作「松林図屏風」や「龍虎図屏風」などの模写に挑戦し、水墨画の奥深さと等伯の偉大さに触れた。
市文化協会の橋元道彦顧問を講師に迎え、児童は墨のすり方や筆の使い方、水墨画の肝となる濃淡の付け方を学んだ後、等伯作品の模写に挑戦した。それぞれが好きな作品を題材に選び、等伯に近づこうと筆を動かした。
小堀結愛さんは「細さを意識して描くのは難しいが、きれいに描けるとうれしかった」と話した。
■100歳のお誕生日おめでとうございます~大成外茂子さん~
・5月12日(月)場所…馬出町
金沢市で8人きょうだいの四女として生まれた外茂子さん。結婚を機に七尾に住まいを移し、家業の米屋の手伝いをしながら家庭を守った。手先が器用で、ちぎり絵や編み物を趣味に楽しんだり、社交ダンスに取り組んだりしていた。
現在は3世代6人の家族に囲まれ、デイサービスなどを利用しながら穏やかに過ごしている。
茶谷市長からお祝いの花かごを受け取った外茂子さんは「みんなに守られて幸せに生きてこられた」と感謝した。
■能登島小学校茶摘み体験~能登島の魅力発見~
・5月28日(水)場所…能登島曲町
能登島小学校の3年生11人が茶摘み体験で能登島の魅力を学んだ。体験は、株式会社金沢茶舗の織田勉さんが管理している茶畑で行われた。
織田さんから茶葉の摘み取り方を教わった児童らは、初めは摘み取りに苦戦していたが、手慣れてくると全員で歌を歌いながら茶葉を摘み、茶畑に笑顔が広がった。
成田秀師(しゅうじ)くんは「初めての体験だった。景色が良くて楽しかった。能登島の自慢になると思う」と話した。