くらし その香り困っている人もいます 知っていますか?香害と化学物質過敏症

■香害とは
洗剤や柔軟剤、化粧品などに含まれる香料が原因で不快感を覚えたり、体調不良になったりすることをいいます。香害から、化学物質過敏症を発症する人もいます。

■化学物質過敏症とは
化学物質に大量に触れたり、低濃度でも長期間触れたりすることで発症します。
一度発症すると、日常で使っているものに含まれるわずかな化学物質でも、頭痛や目まいなどのさまざまな症状を引き起こします。

■香害と化学物質過敏症に関するアンケートを実施しました
実施月:令和7年3月
対象者:市内小中学校児童・生徒(保護者が回答)
調査項目:
・香害と化学物質過敏症の認知度
・香り付き製品の使用状況
・香り付き製品による不快感や体調不良など

▽調査結果(抜粋)

香り付き製品で不快になったことがある児童・生徒は回答者の約2割、体調不良を起こしたことがある児童・生徒は回答者の1割弱でした。家庭内や学校、外出先などさまざまな場面で、香水や柔軟剤などの強い香りにより体調不良を起こしたという回答もありました。

■香りの感じ方には個人差があります。
「その香りに困っている人もいる」ということをご理解ください。
使用する場合は、商品のパッケージなどに記載されている使用量の目安を参考にして、周りの人への配慮をお願いします。

問合せ:
健康推進課【電話】53-3623
学校教育課【電話】53-5090