- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県津幡町
- 広報紙名 : 広報つばた 2025年9月号
■8/3全国選抜社会人相撲選手権大会 池田俊選手が2連覇
第54回全国選抜社会人相撲選手権大会が8月3日に津幡町常設相撲場で開催され、全国から選抜された24チーム89人が内閣総理大臣杯をかけて競いました。
この大会は、安土桃山時代を起源とする「八朔大相撲」を昭和45年に継承したもので、社会人アマチュア相撲の頂点を決める大会として開催されています。土俵上では選手たちが力・技をぶつけ合い、大迫力の取り組みで会場を大いに沸かせました。
団体戦ではアイシンが初優勝を決め、個人戦では2年連続でアマチュア横綱に輝いた七尾市出身の池田俊選手(ソディック)が2連覇を果たしました。
■8/8保育園や図書館などで活動 新CIRアリシャさん着任
カナダのオンタリオ州出身の新しい国際交流員(CIR)のトーガス・アリシャさん(22)が、8月8日に矢田町長に着任の挨拶を行いました。
CIRとは、国際交流を推進するために高い日本語能力を生かして地方自治体に勤務する職員です。
アリシャさんは母親が日本人のため、よく日本に来ていたそうです。矢田町長が「津幡の子どもたちは元気なので、たくさん思い出を作って楽しんでほしい」と歓迎すると、アリシャさんは「津幡町が第二の故郷となるような思い出を作りたい」と応えました。
今月の「つばた空港」は、アリシャさんが自己紹介を兼ねたコラムを執筆しています。
■8/8古代のアクセサリーを作ろう 勾玉づくり
子ども歴史民俗講座「勾玉をつくろう」が8月8日にシグナスで行われ、約40人が参加しました。
この体験では、滑石を大きな石で削り、麻布で磨くことで、古代のアクセサリーである勾玉を作ります。
講師から道具の使い方や勾玉の由来について説明を受けた後、子どもたちは真剣な表情で滑石を削り始め、個性あふれる勾玉が完成しました。
参加した子どもたちは、勾玉をひもで括り付け、首にかけて持ち帰りました。
この模様は、町ケーブルテレビ「つばたホットライン」で9月16日から放送予定です。
■8/21世界留学生交流いしかわ2025 JAPAN TENT
第38回ジャパンテントが8月21日から24日の4日間の日程で開催され、全国各地で学ぶ留学生130人が石川県へホームステイにやってきました。
このイベントは、石川県の国際化と情報発信を推進するもので、今回、津幡町では5人の留学生を4組の家庭で迎えました。
留学生たちが組みひも作りや繊維メーカーの工場見学、凧づくりなどを通して日本の文化に触れる一方で、受け入れたホストファミリーからも楽しく異文化交流ができたとの声がありました。
言葉や文化を超えた交流が、今後も続いていくことが期待されます。