くらし 認知症当事者も地域を支える一員 鯖江市第1号「チームおきらく」結成

地域での認知症支援を目的に、国が各地での設立を進めている「チームオレンジ」。地域のボランティアや認知症当事者らでつくる同チームの市内第1号「チームおきらく」が2月、中河地区(中野町原地区)で結成されました。
「チームおきらく」は認知症の当事者も含めた地元の皆さんや地域包括支援センターの職員、ボランティアらで構成。今後、認知症の人やその家族を支援するための活動を行っていきます。メンバーは「自分も認知症になる。地域全体で認知症の人を支えるために、みんなで協力していきたい」と話しています。
認知症をめぐっては、当事者も含めた共生社会の実現を掲げた法律が昨年1月に施行。これに伴って、市でもほかの地域でのチーム設立を後押しするなど、さまざまな施策を進めています。

■チームおきらく
地域の集まり「いこっさ原カフェ」が活動拠点
・地域・職域サポーター
・地域包括支援センター
・認知症の本人と家族
・かかりつけ医
・商店・スーパー
・金融機関
など
認知症の人と家族の支援ニーズの把握、必要な機関への結びつけ、社会参加などを早期から継続して支援

問合先:長寿福祉課
【電話】53-2265