くらし FOCUS(フォーカス) まちの話題をお届けします。(1)

■40文字の世界が語る 願いに満ちた顕賞式
4月20日(日)
「願い」をテーマにした、第32回一筆啓上賞の顕賞式が、たかむく古城ホールで開かれました。国内外から39,164通の手紙が寄せられ、参加した受賞者58人に越前織の賞状が贈られました。大賞に輝いた5作品には、シンガーソングライターの小室等(こむろひとし)さんらがメロディーを付けて生演奏。選考委員6人が総評し、詩人の佐々木幹郎(ささきみきろう)さんは「言葉一つ一つが生きていて、40文字以上の世界が見えてくる」と作品を振り返りました。

■嶺北丸岡消防署が山林火災に備え連携訓練
4月25日(金)
火災防ぎょ体制の確立と地域住民の山火事予防意識の啓発を図ろうと、丸岡町赤坂地係の山林で火災防ぎょ訓練を行いました。消防署員や坂井森林組合員、県防災航空隊員ら約50人が参加。森林組合員はジェットシューターを使って初期消火を行い、消防署員らは消防車両と県の防災ヘリを出動させ、地上と空から放水するなど消火体制を確認しました。

■三国湊の新たな拠点誕生 旧大木道具店土蔵をリノベーション
4月27日(日)
国登録有形文化財「旧大木道具店土蔵」を改修した宿泊施設「三國湊オーベルジュ サミュゼ」のオープン記念式典を行いました。同施設は、歴史や文化の継承とにぎわいづくりのため、市が令和4年に公募型プロポーザルを実施。池田市長は「三国湊のまちづくりの新たな一歩。歴史文化の発信拠点として、市民に親しんでほしい」とあいさつしました。

■世界が広がった瞬間 英国での体験を報告
4月28日(月)
3月にウェールズ・カーディフ市を訪れた市国際交流英国派遣団の中高生18名の報告会を、市役所3階大ホールで行いました。新型コロナウイルスの流行時期は派遣できなかったため、今回の訪問は6年ぶり。中高生らは4つのチームに分かれ、現地ハイスクールやホームステイなどで体験したことを、自信に満ちた表情で発表しました。

■ゆりの里に咲く初夏のバラ
5月1日(木)~31日(土)
ゆりの里公園で、「ばらまつり」が開催されました。園内のバラ園には、多くのバラが色とりどりに咲き誇り、訪れる人々を魅了しました。期間中は、週末を中心に、「和紙・木材でのバラ作り」や「バラの寄せ植え体験」などの多彩なイベントが開かれ、初夏の公園を彩るバラが、心和(なご)むひとときを届けました。