- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県坂井市
- 広報紙名 : 広報さかい 2025年9月号
■「9月は健康増進普及月間」 へるしお(減塩)で家族みんなを健康に
みなさんは、普段飲んでいる汁物の塩分濃度が高いのか、低いのか知っていますか。
福井県の食塩摂取量は、令和4年の県民健康・栄養調査によると、男性11.9g、女性9.9gと国の目標とする7g未満より多くなっています。
また、坂井市は、急性心筋梗塞の標準化死亡比※が男女ともに高いことから、その原因となる動脈硬化をまねく高血圧症の対策として「減塩」の取り組みを行っています。
健康で明るく豊かな生活を送るために、今までの生活より「塩分摂取量を3g減らす(へるしお)」を心掛けましょう。
※年齢構成の異なる地域間で死亡の状況が比較できるように年齢構成を調整し、そろえた死亡率のこと
▽急性心筋梗塞の標準化死亡比
出典:人口動態統計を用いて福井県健康政策課が作成「わがまち健康カルテ」
◆健康食育フェスタで目指せ減塩!
健康チェックコーナーや食と健康の体験コーナーなど、健康に近づく裏ワザを体験できます。詳しくは、(本紙)13ページをご覧ください。
日時:10月13日(月・祝) 10:00~16:00
場所:ハートピア春江
◇Myだしパックづくり
だしを組み合わせるとうま味が7~8倍!
かつお節・にぼし・昆布を組み合わせて、好みのだしパックをつくります。
◇へるしおオトナの自由研究(塩分チェック)をプレゼント
会場でへるしおクイズをした先着150人に「塩分チェック」をお渡しします。ご家庭のみそ汁の塩分濃度を測ってみてください。
◆その味、ほんとにふつう?
◇データが語る“塩分ギャップ”
「ふつう」だと思っていた味付けが、実は「濃い味」だった…。そんな驚きの結果が、令和6年度に実施した「へるしおオトナの自由研究(塩分チェック)」で明らかになりました。
▽塩分チェックの結果「濃い、少し濃い」だった人の普段の味付けの自覚
◇オトナの自由研究体験者
市内在住の松本美樹(まつもとみき)さん
自分のみそ汁の味付けの濃さを知りたくて、「オトナの自由研究」をしました。だしのうま味が好きなので、結果は普通より少し薄かったです。結果がでた後は、もっと薄味にしようとしたのですが、おいしく感じる限界があり、できることを続けるようにしています。
オトナの自由研究で、みそは水180ccに大さじ1/2、コンソメは水400ccで1個という調味料の基本量を知れたのがすごくよかったです。毎日のことなので、基本をベースに野菜やきのこを足して、無理せず作っています。食べることや味付けを今までより意識するようになったので、今年の健康診断ではどの項目も基準値内でした。
問い合わせ:健康増進課
【電話】50-3067【FAX】66-2940
■指定年齢の女性を対象に骨密度検査が始まります
今年度から骨密度検査を実施します。対象者には、9月中に受診券がついた「案内はがき」を郵送します。検査をご希望の場合は、案内を確認の上、期間内に受診してください。
対象者:市内に住所を有し、年度末時点で40、45、50、55、60、65、70歳の女性
費用:500円
※生活保護受給者は無料
受診期限:令和8年2月28日(土)
協力医療機関:市ホームページで、市内の協力医療機関および実施時間をご確認ください
受診方法:
(1)協力医療機関を確認
(2)案内はがきを切り取らずに、骨密度検査問診票に必要事項を記入
(3)案内はがき・自己負担金・マイナ保険証などを持参し、医療機関を受診
◇骨密度検査について
骨密度検査は、大きく3種類の測定方法があります。測定方法や測定部位などが異なりますので、案内はがきをよく読み、ご不明な点は医療機関に相談の上、受診してください。
問い合わせ:健康増進課
【電話】50-3067【FAX】66-2940
■自分でできることがたくさん! 参加費無料のフレイルチェック
フレイルの兆候(要介護になる手前の状態)に早めに気付くため、フレイルチェックを開催します。簡単な測定とアンケートを行い、フレイルサポーターから健康長寿のコツを学びます。お気軽にご参加ください。
対象:おおむね65歳以上で、市内在住の人
定員:各20人
申込方法:電話で高齢福祉課へ
問い合わせ:高齢福祉課
【電話】50-3040【FAX】68-0324