- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県坂井市
- 広報紙名 : 広報さかい 2025年10月号
■大切な家族の一員 ペットと共に生きるために
動物を飼うことは、動物の命を預かることです。飼い主は動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、ルールやマナーを守って育てる必要があります。しかし近年、犬・猫の鳴き声やふん尿の相談が多く寄せられています。飼い主は、次のことを守りましょう。
◇ふん尿を適切に処理しましょう(坂井市廃棄物の処理及び清掃に関する条例)
道路や公園、他人の敷地や田畑に放置したり、捨てたりしてはいけません。
◇マイクロチップの飼い主情報を登録しましょう
ペットショップで販売される犬・猫についてマイクロチップの装着が義務化されています。家族に迎え入れたら忘れずにマイクロチップ情報の変更登録をしましょう。
◇ペットは終生飼養が定められています(動物の愛護及び管理に関する法律)
ペットが生涯を全うするまで、責任を持って世話をしましょう。ペットの世話ができなくなる事態に備えて、家族などに相談しておきましょう。
◇ペットの健康管理をしましょう
ペットの健康管理のため、年に1回は動物病院で健康診断を受けましょう。
◇犬の飼い方
(1)市への登録と、毎年1回の狂犬病予防注射を受ける
(2)鑑札や狂犬病予防注射済票は、首輪などに着ける
(3)野外係留は、リードや囲いを定期的に点検・交換をして、安全確認をする
(4)衛生的かつ適正な環境で飼育し、適切に訓練してしつける
◇猫の飼い方
(1)不慮の事故や感染症を防ぐために、屋内で飼う
(2)家族と相談し、責任のとれる頭数を飼う(避妊・去勢手術などを行う)
(3)首輪やマイクロチップなどにより、誰が飼い主か分かるようにする
◆皆さんへのお願い
猫は繁殖力が非常に強いので、飼い主のいない猫(以下…野良猫)には餌を与えないようにしましょう。安易に餌を与えることは、その地域に猫が住み着き、増加する原因となります。鳴き声やふん尿、畑や家庭菜園を荒らすなど、近隣とのトラブルを招く場合もあります。
野良猫に餌を与える前に、必ず地域(自治会など)で承諾を得てください。また、お世話をすると決めた猫には避妊・去勢手術を行い、餌やりやふん尿についてきちんと管理し、大切に育てましょう。
野良猫の避妊・去勢手術をする際は、下記の補助金制度をご利用ください。
◇補助対象要件
(1)手術の対象となる猫が、市内に生息する野良猫であること
(2)申請者は、市内に住所を有する人または市内に事業所があるNPO法人などで、手術後元の場所に戻し、餌やりやふん尿の管理ができること
(3)野良猫であることの確認として、区長または近隣の第三者に署名・押印がもらえること
◇補助額
オス:6,000円(手術費用 13,000円)
メス:9,000円(手術費用 18,000円)
※同一年度内で、申請者1人あたり5匹を限度
◇補助までの流れ
(1)野良猫の写真を添えた申請書を、環境推進課または各支所に提出する
※申請書は市ホームページからダウンロード可
(2)審査後、郵送された交付決定通知書を持って、野良猫とともに協力動物病院に行き、手術を受ける
※協力動物病院へは、事前予約が必要です
(3)手術費用から補助額を差し引いた金額を協力動物病院に支払う
野良猫を捕まえられない場合は、捕獲器・ケージの貸し出しを無料で行います。
問い合わせ:環境推進課
【電話】50-3032【FAX】66-2940
