- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県美浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年5月号 No.652
■一般会計予算 87億6,388万円
※実際の予算額は千円単位ですが、分かりやすくするため万円単位で表示しています。
まちづくりの推進に向けた主要施策
町では、第五次美浜町総合振興計画に沿ったまちづくりの施策を展開しています。前頁でお知らせした令和7年度の予算において、本町が行う主な事業を紹介します。
【1】子育て支援
▽こどものあそび場づくり事業 5,468万円
令和6年3月に策定した「美浜町こどものあそび場整備基本計画」に基づき、全天候型のあそび場を整備します。あそび場の新たな価値として、さまざまなデジタル技術を活用した遊具を取り入れ、みはまの魅力を体感しながら、あそびと学びの相乗効果を生み出します。
遊具の対象年齢:3歳から12歳のこども
設置場所:町エネルギー環境教育体験館「きいぱす」
スケジュール:令和9年春オープン予定
▽こどもの笑顔あふれる給食推進事業 719万円
子育て家庭を支援するため、保育園での主食(米飯)の提供や、豊かな食の体験ができるおやつ等を提供します。また、食材料費の高騰対策として、保育園や学校の給食費上昇分について、保護者負担額を増額せず、町が負担します。
【2】福祉の充実と高齢者支援
▽保健福祉センターはあとぴあ外壁等改修工事 3億6,070万円
平成9年12月に整備した保健福祉センター「はあとぴあ」について、外壁及び屋根等の老朽化が著しいことから、施設の改修を行い地域における活動拠点の確保・充実を図ります。
(1)実施概要
・外壁、屋根改修
・金属製建具工事 等
(2)工期
令和7年7月~令和8年3月(予定)
(3)主な工事効果
・外壁等リフレッシュによる防水機能回復、外壁(タイル)落下防止
・金属製建具取替、窓用フィルム設置による断熱効果の向上
・駐輪場移設による利便性向上
【3】防災力の強化
▽災害対応力強化事業 7,835万円
災害時における気温の変化による健康被害の発生を抑制・予防し、避難者の安全安心な空間を確保するため、指定避難所となっている美浜中学校体育館に、空調設備(冷暖房)を12基整備します。
【4】地域づくり・人口減少対策
▽路線バス代替交通運行事業 1,491万円
福井鉄道路線バス菅浜線の廃線に伴い、新たな交通システム「自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)」を導入し、菅浜線沿線の地域住民の移動手段の確保を図ります。
利用区間:
・丹生、竹波、菅浜地区と福鉄路線バス若狭線佐田停留所(敦賀方面接続)間の輸送
・丹生、竹波、菅浜地区等と役場周辺エリア間の輸送
運行日時:
平日…午前6時45分~午後7時
土・日・祝日…午前9時~午後6時
運賃:
大人(中学生以上)…200円、
子ども(小学生以下)…無料、
身体障がい者等…免除
利用方法:チョイソコみはまと同様に会員登録(無料)後、電話またはインターネットで予約
【5】観光誘客・産業振興
▽若狭みはま魅力発信事業 3,870万円
出向宣伝や商談会、広告掲載等を行うとともに、観光客の受け皿となる体験コンテンツの充実を図ります。
また、観光アンケート調査や宿泊者データ等を収集・分析し、SNSマーケティングを活用した戦略的かつ効果的な事業を実施します。
▽創業支援事業補助金 400万円
にぎわい創出、町内での創業挑戦者への支援、地域活性化、雇用創出を目的とした創業における事業拠点開設、商品開発、販路開拓の経費を補助します。
▽若狭みはま魅力アップ事業 2,211万円
美浜町が観光客の目的地となるように、地域資源を生かした魅力アップイベントを開催します。
・青く輝く水晶浜プロジェクト
日本の海水浴場88選に選ばれた「水晶浜海水浴場」の夜の魅力を発信するため、海岸に打ち寄せる波と光によるアート「青く輝く水晶浜プロジェクト」を開催します。
▽熟成魚場福井県美浜町10周年記念事業 176万円
株式会社fun functionが運営するアンテナショップ型居酒屋「熟成魚場福井県美浜町」が、今年の6月にオープン10周年を迎えることから店舗で美浜料理の振る舞いや特産品のプレゼント等の記念イベントを行います。
【6】DX推進
▽公式LINEアカウント構築事業 739万円
町の公式LINEアカウントを開設し、新たな情報発信ツールとしてイベント情報や暮らしの情報を配信する他、各種予約や申請、デジタルスタンプラリー等、デジタルによる町の魅力向上と住民の利便性向上を図ります。
(1)運用開始時期
令和7年7月頃予定
(2)実装予定の主な機能
(1)情報発信機能(セグメント配信)
年代や居住地区、欲しい情報の分野等を登録してもらい、一人ひとりに合わせた情報を配信
(2)ごみ収集日通知サービス機能
設定した地区のごみ収集日の情報を事前に通知
(3)予約機能
検診や子育て相談、母子手帳受取予約 等
(4)その他機能
・公式LINEのメニューから町ホームページや各種情報サイト等へアクセス
・デジタルスタンプラリー、アンケート調査、オンライン投票、抽選イベント等
▽地域通貨促進事業 765万円
県デジタル地域通貨“ふくいはぴコイン”を活用し、町内店舗のみで利用できるポイントの付与・管理・運用ができる『はまサイフ(仮称)』を開設し、現在運用中の健康アプリ“地域あいあいポイント”と連携した事業を展開する等、住民のキャッシュレス決済の促進と地域の活性化を目指します。
(1)運用開始時期
令和7年7月頃予定
(2)活用事例
・現行の健康アプリ“地域あいあいポイント”等、さまざまな事業で発行するポイントを集約
・プレミアム商品券、デジタルチケットの発行
・公式LINEデジタルスタンプラリーとの連携