くらし 地域包括支援センターだより

■連載コラム
認知症~あたりまえに支えあえるやさしいまち~

◆支援が必要な高齢者を地域で見守る”チームオレンジ”の輪が広がっています
市内で5番目のチームオレンジとして、”下栗原区”に認定書が交付されました。
◇チームオレンジとは?
地域で暮らす認知症の人やその家族の困りごとに対して、見守りや支援を行うチームとして地域団体やグループを認定するものです。市では、令和6年12月に認定された下栗原区を含めて、5つのチームがチームオレンジの認定を受けています。

◆あなたの地域でも”チームオレンジ”の輪を
◇チームオレンジの活動は?
日々の見守りや声かけ、時には話し相手になったり、外出の支援や地域の集まりなどに誘うなど、いろいろな方法があります。
大事なことは、その人が地域で孤立しないための関係を築くことです。
チームオレンジで解決できないことがあれば、専門職や必要な窓口を紹介することも、その人にとって大きな支援になります。その際には、市の地域包括支援センターに相談してください。

◇チームオレンジになるには?
自治会やグループなど、チームオレンジの形は様々です。興味があれば、まずは市の地域包括支援センター(【電話】22-0294)までお問い合わせください。
チームオレンジについての説明を受け、認知症を正しく理解するための「認知症サポーター養成講座」を受講した後、認定書の交付をします。
その後も必要に応じてフォローアップの講座を受けられます。

◇このような地域、グループはぜひチームオレンジに!
・規模に関わらず、地域での活動や交流の機会(いきいきサロンなど)があること。
・地域、グループとして、認知症の人とその家族の相談に乗ることができること。

認知症は誰にでも起こり得る身近な問題です。
皆さんの思いやりがやさしい地域づくりの大きな力となります。

■もの忘れ相談
日時:2/18(火)13:30~、14:15~
担当:鶴田好孝医師
会場:市役所東館1階相談室(要予約)
予約:地域包括支援センター【電話】23-0294
認知症の専門医や地域の医師から、認知症の説明や予防、早期発見、適切な対応の仕方、医療的なアドバイスなどの助言や相談を受けられます!また希望があれば、認知症の簡易チェックを受けることができます。

■認知症ほっとスペース(オレンジカフェ)
日時:2/22(土)9:30~11:00
会場:街の駅やまなし(要予約)
内容:ミニ講義「日常生活動作と認知症~生活の中で見つける~」
予約:地域包括支援センター【電話】23-0294
認知症ほっとスペース(オレンジカフェ)では、毎月テーマを決めて、生活に役立つ情報をお伝えしています。ぜひ、ご参加ください。

問合せ:高齢者・介護支援課 地域包括支援センター
【電話】23-0294