くらし 今すぐチェック!~あなたは備えていますか?

災害による被害をできるだけ小さくするという考え方を「減災」といいます。
普段から災害を想定し、「防災」「減災」に取り組みましょう。

■家族との連絡手段を確認する
災害時には、電話がつながりにくくなります。事前に家族間で連絡の取り方をいくつか決めておきましょう。
POINT!:連絡できない時に備えて落ち合う場所も決めておくとよい

◇災害用伝言ダイヤル(【電話】171)
安否などの情報を音声で録音、確認

◇災害用伝言版(Web171)
インターネット上で安否などの情報をテキストで確認

■建物の耐震化をする
南海トラフ地震では、東日本大震災の約18倍(226万棟以上)の建物倒壊・焼失数が予想されています。
~市では住宅の耐震改修などに補助金を出しています。ぜひご活用ください!~

◇木造住宅耐震診断事業
昭和56年5月31日以前に建てられた、2階建て以下で延床面積300平方メートル以下の木造住宅を対象に無料で耐震診断を実施

◇木造住宅耐震改修等支援事業費補助金
耐震診断の結果、耐震性がないと判断された木造住宅の耐震工事または建替え工事を実施する人に対し、工事費の一部を補助(対象経費以内、かつ143万7,500円を限度)

◇木造住宅耐震シェルター設置事業費補助金
耐震診断の結果、耐震性がないと判断された木造住宅に耐震シェルター(一部屋型、またはベッド型のもの)を設置する人に対し、工事費の一部を補助
(対象経費以内、かつ36万円を限度)

◇ブロック塀等安全確保対策支援事業費補助金
避難路・通学路沿いの危険性の高いブロック塀などについて、除却または耐震改修工事等を行う人に対し、工事費の一部を補助
(対象経費の3分の2以内、かつ20万円を限度)

これらの補助金は、ホームページでも紹介しています

問合せ:都市計画課都市計画担当
【電話】内線2243

■家具を固定する
家具の転倒防止には壁に固定する「ネジ留め」がもっとも効果的です。

◇家具等転倒防止対策事業補助金
家具転倒防止器具の購入や取り付けなど転倒防止対策をした人に、購入費や取付費を補助
POINT!:特に効果が高いのが“L型金具”

家にある段ボールや新聞紙などを家具の下に入れることも転倒防止に効果的です。

ホームページでも紹介しています

問合せ:防災危機管理課防災危機管理担当
【電話】内線2443

■防災備蓄品などの用意
家での防災対策として、枕元や手の届くところに、懐中電灯や靴(またはスリッパなど)を用意しておきましょう。
そのほか、災害が発生するとライフラインが停止する可能性があるため、備蓄品・非常持出品などを用意しておきましょう。
POINT!:靴(スリッパ)は割れたガラスなどによる足のケガを防ぐ

■非常持出袋を用意する
避難所の状況をしっかりイメージして持ち出すものを選びましょう。
・飲料水、食料品
・貴重品(現金、身分証など)
・衣服
・ティッシュ
・常備薬 など

出典:
・気象庁ホームページ「日本付近で発生した主な被害地震一覧(1996~)」「日本付近で発生した主な被害地震一覧(~1995)」
・『“今からできる”日常防災』(監修…永田宏和、ボーイスカウト日本連盟)