くらし 村議会3月定例会 村長所信・提出案件(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県山中湖村
- 広報紙名 : 広報やまなかこ 令和7年4月号
令和7年第1回山中湖村議会定例会(3月)において、高村正一郎村長から村政運営に関しての考え方と、議会に提出した案件が説明されましたので、その概要を掲載します。
■村長所信(抜粋)
◆はじめに
村長に再選し、二期目がスタートし3ヶ月目を迎えました。令和6年度事業も年度末のまとめの時期となり、4月より本格的村政運営のスタートを切ることになります。山中湖村も本年1月1日に村制施行150周年又、村名変更60周年を迎え、改めてこれまでの厳しい状況下を乗り越え、村の発展に寄与された先人達や、村民の皆様が引き継がれて今日の村を作り上げていただいた事、心より尊敬と感謝を申し上げる次第であります。私も節目の年に村長に就任し先人達が築き上げてきた歴史、文化等を含む村の礎を更に前に発展させていかなければならないという決意と山中湖村という私たちの郷土を次世代に繋げ誇りを持てる村にしていかなければならないという使命と重責を痛切に感じ、村民皆様のご期待に応ずべく全力で村政発展に取り組んで参ります。
これまでの一期目4年間の中で、私が掲げてきた課題問題に向けその解決に努力して参りました。「少子高齢化」「観光経済の再活性」「教育環境」「環境保全」「公共施設の老朽化」についても、村民の皆様や議員諸兄のご理解ご協力により解決できた問題もあり、まだこれからも対応していかなければならない事案もあります。
私はこれまでも申し述べてきています様に、私自身の政治信条である「正直な政治」「正直な村政」は私の基本姿勢であり、村長として村の未来と村民を守ること、そして、村の発展のために寄与したものと感じています。
村制施行150周年・村名変更60周年の節目として、今いる人達村民が、これからの山中湖村を創造する役目を負わなければなりません。村民一体となりスクラムを組み、多様な暮らしを持続可能な形で実現していく、新しい発想と柔軟な姿勢で進めて行かなければなりません。
富士山と山中湖の自然環境・歴史・文化等、我々が愛し育ててきた我が村はまだまだ未来への可能性があります。
故に、私達はこれまでの土台を礎として、更に前に進めるために、村民・議会・行政がそれぞれの役割と協働する村づくりへの実現のため、そして、次世代へつなげていくことが、我々世代がその使命を果たしていくことが重要であります。
そして、私自身もちょうど村の節目に当たる時に、その大きな役割を附託された事は、村民皆様への感謝と期待に応えるよう「夢と希望のもてる村づくり」「次世代につなげる、次世代が誇れる村づくり」に挑戦する村づくりに誠心誠意傾注して参る覚悟であります。
さて、国においては、「令和の日本列島改造」が謳われ、多極分散型の多様な経済社会を構築し、日本全体の活力を取り戻すとされています。
主な柱として、若者や女性の活躍、産官学の地方移転、地方イノベーションの創生、新時代のインフラ整備等、一人一人が多様な幸福が実現できるよう、都市も地方もその魅力を高めていくことが示されています。
これまでの4年間を振り返ってみますと、就任時の新型コロナウイルス感染症の拡大期での感染症対応、疲弊した観光経済再活性のための対応、少子高齢化、教育環境課題解決、公共施設老朽化への対応等など、また、コロナ5類への変更後も社会情勢の変化、政治の変化、特に経済情勢においては物価やエネルギー価格の上昇など、私達の日常生活への影響も続いた4年間だと感じております。一方で、村の一つ一つの課題問題の解決のために、議員諸兄、村民皆様のご尽力ご理解のもと、小学校の統合や観光経済もコロナ以前以上に再活性した事も、村全体でその対応に努力した効果であり、前村政からの継承事業も含めて少しずつ前進したかと感じています。これまで様々な施策に取り組んで参りましたが、いよいよ本年からは新たな挑戦する村づくりに挑戦して参ります。これまでの評価や反省点を踏まえ、中期的基本的考え方を立て、山中湖村2030ロードマップを策定し、目標到達に取り組んでいくと同時に、私の目指す「夢と希望のもてる村づくり」を踏まえ、本年中にはこれまでの総合計画と地方創生戦略計画を一体化した新総合計画を策定して参ります。
◆山中湖村2030ロードマップ
山中湖村2030ロードマップの概要ですが、そのフローはこれまでの社会、経済、政治の情勢や本村の現状、村民会議等の村民意見を背景に現状と課題について検討し、少子高齢化社会、村民ニーズの多様化、高度化に向けた対応、本村の特性を活かした未来への取り組み、安心安全のための社会村づくり、効率的、効果的行財政運営、広域連携、民間活力の推進があり、次世代につながる、誇れる村づくりを目指すために、その未来像を「夢と希望のもてる村づくり」とします。夢のある村づくりは、村民誰もが人らしく暮らし、活気、笑い、暖かさのある村、そして子供達が郷土愛を深め、生きていくこと誇りに思えるようその実現を目指します。希望のある村は、活力を生み、暮らしを豊かにする経済力を高め、村の魅力を創り出し、全世代が活気溢れる希望のある村を目指します。そして、生活の質の向上、観光経済の活性・循環、本村の豊かな環境を継承する3つの視点で捉え、新しい総合計画を策定し推進して参ります。その為に4つの先導的取り組み(1)安心安全な村民生活を支えるむらづくり、(2)若者や子供達が夢と希望を持ち生き生きと育つむらづくり、(3)観光産業、地域力活性向上へのむらづくり、(4)豊かな自然を守り、育み、支えるためのむらづくり、を2030年までの目標、新計画の基礎として挑戦する村づくりを展開するため、本年度からの予算にも連動を図って参ります。