くらし 農業委員会だより No.273(1)

■がんばっています! No.56
▽「畑は居心地のいい場所」
岸田真季さん(柳原地区・藤ノ木)

岸田さんは、木島地区の花卉農家での研修を経て、ご実家の農業を引き継ぎ就農されました。路地野菜と花の栽培をがんばっています。ヒメヒマワリが満開の畑でお話を伺いました。

Q.農業を継ぐきかっけは?
A.生活の中で常に自然や季節を感じられる農業の仕事にずっと魅力を感じていました。小さな頃は嫌々手伝いをしていた思い出もありますが、私にとって畑は居心地のいい場所でした。
父が高齢になったこともあり、今後、誰も耕作しなくなって、この畑が無くなってしまうのは嫌だな、という思いが強くなりました。
4年前に農業を継ぐことを決め、今は家族でシャクヤクやヒメヒマワリ等の花とズッキーニの栽培をしています。

Q.一日の仕事内容は?
A.朝は収穫、午後は除草等の畑の管理と荷造り作業です。外仕事は私と父で、荷造り作業は母とパートさんに手伝ってもらい、分担しながらやっています。
花卉農家さんの元で研修させてもらったこともあり、花の栽培にもっと力を入れていきたいと考え、現在はソリダコなど電照を用いた栽培を始めています。

Q.農作業で大変なことは?
A.計画を立てて作業をしていかないと、次から次へと湧き出てくる作業に対応できなくなってしまい、大変です。トントン拍子で効率良く進めるのは苦手なことなので苦労します。恥ずかしながら草畑にしてしまうことも多いです。

Q.やりがいは?
A.農産物の栽培方法を試行錯誤するのは楽しいです。「ああ失敗しちゃったな」とか、「なんだか出来がいいぞ」とか。小さなことに一喜一憂をして、毎日充実しています。

Q.今後目指すこと
A.病害虫被害を出してしまったなどの失敗もありましたので、まずは安定した生産ができるようになりたいです。
地元の農家の先輩方は、力を合わせて農産物のレベルアップをすることで、産地全体の成長を考えている方が多く、私のような新人も温かく育ててくれる雰囲気を感じています。そのため怖がらずに新しいことに挑戦することができています。
この地域柄を大事にしながら、地域を盛り上げていかれるようになりたいです。

《お知らせ》
■(農地パトロール)農地利用状況調査を実施します
農業委員会では農地の確保と遊休荒廃化の防止を目的として、農地の利用状況調査(農地パトロール)を実施します。農地への立ち入りなどにご理解とご協力をお願いします。
調査の期間:7月から10月まで

■あしあと 5・6月の活動記録
▽5月
9日
・農業委員会役員会
26日
・5月農業委員会総会
・情報委員会

▽6月
9日
・農業委員会役員会
26日
・6月農業委員会総会

問合せ:飯山市農業委員会
【電話】0269-67-0729(直通)【FAX】0269-62-6221(2階代表)