- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県長和町
- 広報紙名 : 広報ながわ 令和7年7月号
~「読み聞かせ」ボランティアの活動の様子から~(長門小学校編)~
町内の二小学校(和田小学校・長門小学校)では、地域の方が一年に数回「読み聞かせボランティア」で児童たちに「本の読み聞かせ」を行っています。
「読み聞かせボランティア」とは、地域の方々が授業の始まる前の約10分間程、各学年の児童たちに主に絵本(大型絵本も)や紙芝居を写真にあるように読んでいただいています。今回は長門小学校の5月の様子から書いてみます。(次回は和田小学校)
長門小学校の読み聞かせボランティアは現在6名です。年間5回(5月から奇数月)、月曜日の朝行っています。学校運営委員会(信州型コミュニテイスクールの運営)の中に、学校支援ボランティアとして、地域の方々による「読み聞かせボランティア」が位置づいています。
■「読み聞かせ」には、どんな効果があるのでしょうか?
ある資料によると、親が我が子に読み聞かせをするケースや今回のように地域の方が行うケース、更に小学校では高学年児童が低学年児童にするケースもありますが…
(1)感性が豊かになる。
(2)集中力が身につく。
(3)知的好奇心を刺激できる。
(4)想像力・語彙力を育てられる。
などが報告されています。そして何より、親がわが子にする場合は親子でコミュニケーションがとれることも大きなメリットの一つと言えるでしょう。今回のように地域の方が読み聞かせをすることは、他のボランティアの場(例…水田学習などの農業体験支援・家庭科支援・クラブ活動支援など)もそうですが、今までも書いてきたように地域の大人の方との関わりを増やすことでコミュニケーション力・自己肯定感などが育てられ、何よりも地域の方々から温かく見守られているという安心感も得られます。ボランティアの方々も、今回読んでいただいた本の題名を見ても学年や季節なども考えながら、本を選んでくださっています。親が読み聞かせをする時間がなかなかつくれない家庭もあるかと思いますので有難いです。
■ボランティアの方が5月に読まれた本。(長門小学校5月19日)
1年生:「ぶんぶんぶくちゃがま」
2年生:「火の鳥」
3年生:「やさしいライオン」「ちいさなくれよん」
4年生:「ふるやのもり」
5年生:「ほうまんの池のカッパ」「八助の寺子屋日記」
6年生:「つきのうさぎ」
お問い合せ先:教育委員会学校教育係
【電話】68-2127