くらし [特集] 未来へつなぐ平和への想い 高森町 平和へのかけはし使節団(1)




「広島平和バス派遣事業」は高知市が行っていた取り組みを参考に、平成元年から始まったものです。当初は「派遣事業」として始まった「広島平和バス派遣事業」ですが、団員を広島に派遣するだけにとどまらず、現在は「平和のかけはし使節団」として事前学習や活動報告会などの平和学習も行っています。派遣事業と平和学習を通じて、悲惨な過去の現実から生命の尊厳を学び、平和を愛する心を将来に語り継ぐことを目的に開催しています。町民から広く参加者を募り、令和7年度までに延べ1106人を広島に派遣しました。
丸山公園「平和の丘」で出発式を行い、1日目は広島平和記念資料館や平和記念公園を見学します。2日目は平和記念公園での式典に参列し、原爆が投下された8時15分に合わせて黙とう。語り部の被爆体験講話を聞き、折鶴の奉納や献花を行います。
当日、広島へ行くことだけが目的ではなく、事前学習会で戦争について学ぶ時間も大切にしていて、令和7年度は満蒙開拓平和記念館(阿智村)の見学にも出向きました。また、報告会での発表や記念誌への原稿提出も実施しており、一連の活動を通じて子どもも大人も深く平和について学ぶことのできる機会となっています。