- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県川辺町
- 広報紙名 : 広報かわべ 2025年2月号
◆「す」
・水神(すいじん)の 巻(ま)きわら提灯(ちょうちん) 胸(むね)焦(こ)がし
享禄元年(1528)に始まったともいわれる綱場(つなば)。飛騨より流されてきた材木を、筏に組む綱場で栄えた下麻生には、水運に感謝し、水神を祀る『水神祭(すいじんまつり)』が明治の頃より行われてきた。俄芝居(にわかしばい)や相撲大会はなくなったが、「男舟」「女舟」の2艘の舟に提灯(ちょうちん)を飾り付けて巻わら船に仕立て、笛と太鼓(たいこ)に合わせて数百発の花火を打ち上げる水神祭は、今も8月15日に引き継がれて開催されている。真夏の夜の一大ページェントである。
●「川辺かるた」とは
「川辺かるた」は、平成28年に川辺町合併60周年を記念して制作されました。
いろは48文字のうち「を、ん、ゐ、ゑ」を除いた44文字で構成され、川辺町の歴史・文化・伝統・行事・自然・風景・人物・夢・食など、さまざまな魅力が札となって登場します。
44句の詠み詩(ことば)は公募により決定されました。また、絵札の原画は、町内在住で色鉛筆画家としてご活躍の山口弘彦氏に描いていただきました。
※「川辺かるた」は中央公民館窓口にて1,000円(消費税込み)で購入することもできます