- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県七宗町
- 広報紙名 : 広報ひちそう 令和7年9月号
■健康カレンダー
▼健康相談
○乳幼児・成人健康相談
10月3日(金)午前9時30分~11時 生きがい健康センター
10月17日(金)午前9時30分~11時 神渕コミュニティーセンター
乳幼児:身体測定、育児相談
成人:血圧測定、尿検査、体脂肪測定
保健師、管理栄養士が相談に応じます。
★個別予約制で実施します。生きがい健康センターまでご連絡ください。
○母子健康手帳交付
予約制(所要時間1時間程度)
生きがい健康センターまでご連絡ください。
持ち物:
(1)妊娠届出書
(2)マイナンバーカード(通知カードの方は運転免許証または保険証等、身分を証明できるもの)
▼健診
○乳幼児内科健康診査
10月30日(木)午後1時~3時30分 木の国七宗コミュニティーセンター
対象者;
4~5か月児…R7.5.19~R7.6.30生
7~8か月児…R7.2.19~R7.3.21生
1歳6か月児…R6.3.19~R6.4.30生
3歳児…R4.9.19~R4.10.30生
▼教室
○あそびの教室
10月15日(水)午前10時~11時15分 木の国七宗コミュニティーセンター
対象者;乳幼児
○救命教室
10月22日(水)午前10時~11時45分 木の国七宗コミュニティーセンター
対象者:乳幼児
◎ご不明な点は、下記までお問い合わせください。
■今月の健康コラム
▼「熱中症対策」塩分・糖分に気を付けて!
健康診断の結果をお渡しする際に、以前に熱中症になったからスポーツドリンクや経口補水液を日常的に摂取しているという方に多く出会います。
秋になっても暑い日が続くなか、熱中症対策に水分補給は欠かせません。しかし、脱水症に用いられる飲料「経口補水液」について消費者庁は「普段の水分補給として飲むものではない」と注意を呼びかけています。体によさそうだからと日常的に飲んだり、熱中症の予防対策として摂取するのは間違いです。
経口補水液とは、脱水時に体内から失われた水と電解質(ナトリウムイオン、カリウムイオンなど)を素早く吸収できる飲み物です。感染性胃腸炎による下痢や嘔吐、発熱、過度な発汗などによって脱水症状が起きた場合に、水と電解質を効率的に吸収できるように特別な割合で成分が配合されています。ドラッグストアなどで気軽に購入できますが、病者向けの「特別用途食品」と国が定めており、脱水症状のない人が水分補給で飲むものではありません。
▼健康に大きな問題を引き起こす恐れ
ペットボトル入り清涼飲料水と見た目が似ているため、スポーツドリンク感覚で飲用している人もいますが、消費者庁は経口補水液の特徴や正しい飲み方について、次のように示しています。
・経口補水液はスポーツドリンクよりもナトリウムやカリウムが約3~4倍多く含まれています。
・ナトリウムやカリウムの摂取量を制限されている人は、飲み方を誤ると健康に大きな問題を引き起こすおそれもあるので、使用前に必ず医師に相談しましょう。また、ナトリウムやカリウム以外に糖質も含まれているため、医師から糖質の摂取量の制限を指示されている場合も注意が必要です。
・脱水を伴う熱中症に効果がある経口補水液もあるので、パッケージの表示をよく確認しましょう。
▼日常生活でおすすめできる飲み物・避けたい飲み物
普段の水分補給では、水や麦茶、ノンカフェインのお茶がもっとも適しています。これらは体への負担が少なく、常飲しても問題ありません。軽い発汗や屋内での生活が中心の場合、これらの飲み物で十分に水分補給が行えます。一方、汗をたくさんかいた日や外での作業・運動時にはナトリウムやカリウムを適度に含むスポーツドリンクも役立ちます。ただしスポーツドリンクには糖分が多いものもあるため、水と組み合わせて摂るようにしましょう。
コーヒー・緑茶・紅茶などカフェイン入り飲料は利尿作用が強く、体内の水分が余分に排出されがちです。暑い日や脱水のリスクが高い時のメインの水分補給には向いていません。アルコール飲料も体から水分を奪う作用があるため、決して暑さ対策や水分補給の代わりにはなりません。
まだまだ暑い日々が続きます。麦茶や水でこまめな水分補給を心がけましょう。
問い合わせ:七宗町役場 健康福祉課 健康係(生きがい健康センター内)
【電話】48-1112【FAX】48-1360