- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県白川町
- 広報紙名 : 広報しらかわ 2025年5月号
■総合戦略とは?
●人口減少への対策やまちの活力アップのため、まちづくりの“攻め”の方針を定めるもの
●まちづくり全体の設計図である“総合計画”の中で、後半の4年間で集中的に取り組む戦略となるもの
■第3期総合戦略では、3つのポイントに重点を置いて推進していきます。
1.目指すのはまちの暮らしやすさの満足度向上
●令和6年12月末に実施したアンケート調査では1,930名の方にご協力いただきました。町民の皆さまの声からまちづくりの戦略を策定することができました。あらためてご協力に感謝申し上げます。
●調査では、「あなたが住んでいる地域の暮らしにどの程度満足していますか」の問いに、48%の方が中間点(5点)よりも上(6点~10点)の満足度との回答をいただきました。
●その反面、買い物・飲食、交通・移動、娯楽のまちの機能と、若者の活躍のひとの機能、雇用・所得、挑戦の仕事の機能の満足度が低いことが分かりました。
2.施策のターゲットを設定し、様々な関係者と連携して取り組む
●「子育て世代(49歳以下)」
○消滅可能性を否定し白川町が持続可能であり続けるためには、町民の皆さまが暮らしたくなるまちを目指すことが重要!
○アンケート結果の世代分析からも若い世代の満足度がその後の世代にも影響を与えるものと仮定して、特に子育て世代となる49歳以下の町民や町民となる方をターゲットに設定しました。
○詳しく掘り下げるため、子育て世代の方々にグループインタビューを実施しました。
●「様々な関係者と連携して取り組む」
○計画期間内でいち早く最大限の効果を得るためには、行政単独で取り組むのではなく、民間事業者や教育機関、住民グループの方などの活動組織と連携して、それぞれの強みを活かしながらまち・ひと・しごとの好循環を目指します。
○活動組織が単独の“点”ではなく、方向性を共有し情報のネットワークを構築した“面”での取り組みを意識することで、効率的な事業の実施や相乗効果を得ることなどに繋がります。
3.グループインタビューで見えてきたこと 公共交通・地域メディア・デジタル技術の共通視点
●地域メディアによる情報発信が重要!
○ネガティブな情報力は強いポジティブな情報量が少ない
○前向きな情報を届けよう
●移動(おでかけ)は暮らしの基盤
○地域公共交通(おでかけしらかわ)は、すべての世代が活用できる仕組み
○でかける目的をつなげて町全体に浸透させる
●ネットワークや情報活用(デジタル技術)の必要性
○行政単体ではなく、関係団体や関係者との連携を強化して、面で支援
○点を線で結び面による支援を行うことで、施策がより見える化し、一体感を生む
3つのポイントを踏まえて、“まち”、“ひと”、“しごと”の機能を強化するためそれぞれの重点方針を推進していきます!
詳しくは、町の行政情報ウェブサイトをご覧ください。
問い合わせ:振興課地域支援係
【電話】内線231