くらし 町立図書館 楽集館だより

下記の予定等は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。

■5月のカレンダー・イベント

■お知らせ
「いっしょに読書会」に参加しませんか
奇数月第3土曜日午後1時30分~午後3時
5月17日(土) 7月19日,9月21日,11月15日,1月17日,3月21日
場所:楽集館3階(会議室)
対象:大人・子ども(小学校高学年以上)
※当日参加OK 申込不要

おすすめの本を1冊紹介しませんか?ジャンルは問いません。
みんなでお茶を飲みながらおしゃべりしましょう。

■新着本紹介
▼嵐をこえて会いに行く
著者/彩瀬まる 発行/実業之日本社
古い友人。遠くの恋人。すれ違う家族。途切れかけたつながりを、取り戻せるのか。大切な存在に気づかせてくれる5つの物語。

▼100歳まで生きても資産を枯渇させない方法
著者/野尻哲史 発行/幻冬舎
お金の引き出し方を“工夫”するだけで資産額は大きく変わる!人生を楽しむためにお金を使いつつ、資産を枯渇させない。著者は本町出身。

▼お茶をたのしもう
著者/荻田尚子 発行/国土社
日本茶の種類ごとに、おいしいいれ方や、さまざまなたのしみ方を紹介。また、お茶を使った菓子や意外な料理のレシピも掲載。

▼ゲコゲコおうちでかくれんぼ
著者/オームラトモコ 発行/教育画劇
ドアの小さな扉から家に入ってきたかえるたち。いろんな場所でかくれんぼを始めて…。どこにいるかわかるかな?

■今月のMINI GALLERY and THEME BOOK
・ミニギャラリー「白楽園作品展」
・テーマブック「鳥とりどり」

■館長だより
▼蛙のはなし
ばあちゃんの家、蛙の鳴き声が家の中まで聞こえるね」と孫が遊びに来た時に言ったことがある。「田んぼに水を張ったから蛙が出て来たんだね」と返事をしたが、街の喧騒から静かな所へ来たために蛙の鳴き声が耳についたのだろう。蛙の鳴き声と言えば、デューク・エイセス(昭和30年〜平成29年まで活躍した男声合唱グループ)が「筑波山麓男声合唱団」というガマ蛙の歌をうたっていたのを思い出した。蛙の鳴き声がケロケロ・グワグワ・ゲーゲロと賑やかな様相を呈している。みんな同じように聞こえているはずなのにオノマトぺ(擬音)の多様さがおもしろいと思った。
また、草野心平の「春のうた」を勉強したことも思い出した。今でも教科書に載っているが、ケルルンクックと蛙が鳴く表現が印象的である。「ほっいぬのふぐりがさいているほっおおきなくもがうごいてくる」の所で先生が、〔くも〕は空に浮かぶ〔雲〕か、昆虫の〔蜘蛛〕か、質問された。春の訪れを喜んでいるのだから雲に決まっている、なぜ分かりきった質問をするのだろうと疑問に思ったが、どのような展開で、どのような結論に至ったか覚えていない。今もなお蛙が見たものは〔雲〕〔蜘蛛〕どちらなのか謎である。

開館時間:
平日午前9時~午後7時
土・日・祝日午前9時~午後6時

本の除菌機をご利用ください。

問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022