くらし 防災かわら版

~確認してみましょう!「日頃の備え」・「発災後の動き」~
令和7年7月30日にカムチャツカ半島沖を震源とした2度の地震により、下田市内においても津波警報が発令されました。下田市では最大0.6mの津波が観測されましたが、迅速な避難行動により犠牲者や大きな被害は確認されませんでした。南海トラフ地震の発生も危惧されるなか、地震や津波から身を守るため、発災前後の行動について確認しましょう。

●日頃の備え…(発災前)
・備蓄食料や非常用資材を準備し、持ち出し袋などで運びやすくする。(常備薬や小銭、避難者にとって必要なもの(入れ歯、哺乳瓶など)を準備する。)
・地域の危険な場所や避難場所について把握し、避難行動を確認する。
・食料や飲み物、携帯トイレなどの防災用品を備蓄する。

●発災したら…(発災直後)
・屋内にいる場合は、テーブルの下に隠れて身を守る。屋外にいる場合は、倒れそうなものから離れ、開けた場所へ避難するなど、自分の身の安全を確保する。
・出火防止や初期消火、避難経路を確保する。
・家族や地域の人たちの安全を確認する。

●発災したら…(避難行動)
・被害状況や津波の危険性などを考慮し、避難行動が必要か判断する。
・避難する必要がある場合は、非常用持ち出し袋や貴重品を持ち避難する。
・津波が到達する恐れがある場合は、できる限り急いで高台へ避難する。
・余裕があれば高台や一時避難場所から、付近の避難所へと移動する。

●発災したら…(避難生活)
・自宅で生活できる状況であれば、自宅で在宅避難をする。
・在宅避難が難しい場合は、避難所で避難生活をする。
・各避難所には飲食物や携帯トイレ等が備蓄されているが、数や種類に限りがあるため、必要なものは事前に準備し、避難の際に持ち出せるようにする。
※家庭の備蓄は、3~7日分を目安に準備する。

ー下田市の対策ー
・市内の避難所となる施設に食料や飲料水、簡易トイレ等の防災用備品を備蓄しています。市で購入しているもののほか、ダイドーアサヒベンディング株式会社との協定により、約2年に1度飲料水を寄贈いただいています。
・自主防災会の活動を補助するための補助金や、非常用電源のためのポータブル発電機等への補助、感震ブレーカーを整備するための補助など、防災対策に掛かる負担を減らすため、各種補助金があります。

問合せ先:防災安全課防災係(河内庁舎2階)
【電話】36-4145