くらし 市役所敷地一帯の防災機能強化のために 災害対策本部棟・堀之内体育館を整備します

市では、頻発する豪雨や予想される大規模地震などから市民の生命と財産を守るため、防災対策強靱化事業を進めています。令和6年度、本事業の一環である災害対策本部棟及び堀之内体育館建築工事の設計が決まりましたので、その内容をお知らせします。

災害発生時に、即座に災害対応能力を発揮できる施設が必要となることから、新たに本庁舎から独立した「災害対策本部棟」を整備します。また、老朽化した堀之内体育館の建て替えを行うことから、災害対策本部棟と併設し、災害発生時に一体的に利用します。
新たな堀之内体育館は、災害時に「災害支援拠点」として、本庁舎の代替施設や被災者支援資機材の備蓄、実行機関などの待機施設として活用します。

POINT 堀之内体育館
(1)アリーナに空調設備を完備し、利用者に快適な環境を提供します。
(2)樹脂製の床材で耐久性と安全性を確保します。
(3)ステージをなくしてアリーナを広くします。※ステージは可動式で対応
バドミントンコート3面分から4面分に広くなるよ!
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

POINT 共通事項
(1)災害対策本部棟と堀之内体育館を複合化することで、災害時に体育館に待機する関係機関との連携を強化します。
(2)出入口やエレベーター、トイレを共有化することで、建築コストを削減します。
(3)市公共施設として初のZEB(ゼブ)※取得を目指します。
(4)体育館屋根に太陽光パネルを設置し、施設での消費だけでなく、余剰分を本庁舎でも使用可能とします。
※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)…建物が年間に消費するエネルギー量の収支をゼロにすることを目指した建物

POINT 災害対策本部棟
(1)耐震性能を割り増して、地震による構造体の損傷を抑えます。
(2)大地震発生時も継続的に使用できるよう、天井と壁の仕上げ材をなくします。
(3)空調機や照明器具が落下しないよう、強固に設置します。
(4)非常用発電設備を設け、連続72時間の電力供給を可能とします。
(5)2系統からの電力供給を可能とする受電設備を設け、停電リスクを軽減します。
(6)災害時に利用可能なマンホールトイレを設置します。

建築工事の詳細は、市ホームページ(右記)をご覧ください
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。

建築工事期間:12月~令和9年5月(予定)
堀之内体育館の使用停止期間:11月1日~令和9年6月30日(予定)
施設をご利用の方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

問い合わせ:
防災強靭化室防災強靭化係【電話】35-0962
社会教育課スポーツ振興係(中央公民館内)【電話】73-1118