- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県菊川市
- 広報紙名 : 広報菊川 令和7年10月号
■初代菊川茶公士
山本 麻南斗(まなと)
市の特産品である「深蒸し菊川茶」の宣伝・PR活動を行う「菊川茶娘」。昨年決定した10代目のメンバーに初めて男性として山本麻南斗さん(御前崎市出身)が選ばれ、初代「菊川茶公士(ちゃこうし)」として任命されました。応募のきっかけや活動の振り返り、今後の意気込みをお聞きしました。
◇普段はどんなお仕事をしていますか?
令和6年に静岡銀行に入行し、菊川支店配属となりました。現在は法人のお客様に対して金融サービスの提供・提案を行う業務を担当しています。
その他には、地域課題の解決や地域貢献の一環として、棚田の保全活動といった小さな親切運動や、市内小中学校での金融経済教育などにも取り組んでいます。
◇茶公士に応募したきっかけは?
昨年、菊川市の魅力を再発見してもらうために支店内で深蒸し菊川茶の呈茶サービスを企画・実施した際に、市茶業協会から茶娘募集の話を聞いたことがきっかけです。
茶娘という活動があることは知っていましたが、これまでに男性のメンバーはおらず、応募に性別は関係ないとのことだったので、男性の目線から菊川茶の魅力を広めていければ面白そうだと思い、応募しました。
◇茶公士就任後の反響は?
来店するお客様やお茶関係の事業者の方などに「茶公士になった子だ!」と声をかけてもらうことがあり、大変嬉しく思います。茶公士の活動を話題にするとお客様との会話も広がるので、活動していて良かったと感じています。
仕事との掛け持ちは大変な部分もありますが、職場の皆さんも茶公士の活動を応援してくれているので、やりがいを感じながら頑張っています!
◇これまでの活動で印象に残っていることは?
昨年11月に就任し、まもなく1年が経ちます。これまで様々な場面で菊川茶のPRを行ってきましたが、特に印象に残っているのは、今年5月に県庁で行われた新茶の贈呈式です。
県内16の茶産地が集まって新茶を贈呈するイベントなのですが、菊川市は、私から鈴木県知事へ新茶を手渡しさせてもらいました。茶公士になったからこそ味わえた貴重な経験でしたね。
◇今後の意気込みを教えてください。
茶公士の任期は2年間で、私の茶公士としての活動もあと1年弱。
これまでの活動を通じて、菊川市民は菊川茶が大好きなんだと感じる一方で、若い世代を中心にお茶に馴染みが薄れてきているのを痛感しています。私たちの活動を通じて、世代関係なく、もっとたくさんの人に菊川茶の魅力を広めていきたいです。
また、性別に関係なく菊川茶の魅力をPRし続けるために、茶公士が2代目、3代目と続いていくことを期待しています。
11月には畜産フェアや産業祭、JA夢咲フェスティバルに参加し、呈茶サービスなどを行います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますので、ぜひお越しください。お待ちしております!
■山本さんが茶公士として参加予定のイベント
◇「おいしい肉の日」in菊川 畜産フェア
県内のおいしい畜産物や市の特産物を販売します
日時:11月9日(日)午前10時〜午後3時
会場:おがさセントラルパーク
※詳細は県ホームページ(右記)をチェック!
※二次元コードは本紙をご覧下さい。
◇菊川産業祭2025
日時:11月16日(日)午前9時〜午後4時
会場:文化会館アエル
※詳細はP27をチェック!
◇JA夢咲フェスティバル
日時:11月29日(土)午前9時〜午後1時
会場:おがさセントラルパーク
※詳細はP10をチェック!
