子育て 育てるまち かわづ(2)

■3 育てるまちの環境整備 子どもたちの育ちの場所
◆認定こども園にむけて
近年、河津町では出生数の減少による、少子化が進んでいます。将来の出生数の推計を踏まえ、今後の子ども・子育て施策を見直し、持続可能な支援体制を目指していかなければなりません。
令和2年に策定された「子ども・子育て支援事業計画」作成時のアンケート調査では、認定こども園の要望がありました。現在、河津町には公立のさくら幼稚園と社会福祉法人が運営するわかば保育園があります。幼稚園、保育園いずれも定員数を下回っている状況から、将来的に子どもの教育・保育体制を持続的に維持し、教育と保育を一体的に行う施設として2つの園を統合し、町立認定こども園の設立に向けて動き始めました。
6月には「河津町認定こども園設置準備委員会」を設け、令和8年度の開園に向け、検討を始めました。秋には2園の在園児保護者・保育利用希望者向けの説明会実施を予定しています。

◆河津町立さくら幼稚園
竹内 佐紀子(さきこ)園長=上峰=
幼稚園教諭として39年従事。旧朝日・双葉・姫宮幼稚園・統合後のさくら幼稚園教諭を経て、平成29年から現職。

河津の豊かな自然と温かな人たちに囲まれて、子ども達一人ひとりが大事に地域の中で育ってほしいという思いで日々取り組んでいます。子どもだけでなく、保護者の思いにも寄り添い、親子で幼稚園が大好きな場所だと思ってくらたら嬉しいです。在園中に限らず、子どもと過ごす人々が話したい、聞きたいと門を入って来られるよう、さくら幼稚園全職員が笑顔で待っています!

◇Voiicce〜利用者の声〜
・幼稚園から持って帰ってきたお土産を家族におすそ分けする様子を見て、子どもの成長を感じました。
・朝、門に立って園児を迎える先生を見ると、1日頑張ろうという気持ちになります!

◆社会福祉法人明福祉会わかば保育園
織田 恒孝(つねたか)園長=沢田=
昭和55年、社会福祉法人わかば保育園を開園。これまで述べ2,000人の園児が通う。現在0歳から5歳まで24人の園児が在園。

小さな子は年上のお兄さん、お姉さんに憧れ、大きな子は年下の子たちを助けてあげようと他の子と相互に関わり合い、成長する様子を日々感じています。園に通う子たちが、社会との関わりを学び、色々なことを感じる場を提供していきたいです。ケンカをしたり、助け合ったり、人が関わることで成長していきます。子育て世代の皆さん、1人で悩まず、人が集まる場所へ気軽に来てみてください。

◇Voiicce〜利用者の声〜
・子どもが保育園から帰ってくると踊りや歌を披露して、毎日成長を感じます。
・働くパパ、ママの強い味方です。

問合せ:福祉介護課
【電話】36-3232

河津町で生まれ育った子どもたちが地域とともに成長できるまちへ