くらし 「もしも…」を考える防災コラム

■まずは自分で、自分を守る!
災害時の考え方で「自助」「共助」「公助」という言葉があります。「自助」は自分で自分自身や家族の身の安全を守ること、「共助」は地域など周囲の人たちが協力して助け合うこと、「公助」は自治体や消防など公的機関による救助・援助のことです。
ただし災害で助けになる割合は、自助7割・共助2割・公助1割といわれています。特に大きな災害が起こると、地域や公的機関の助けが想定どおり機能するとは限りません。そのため災害時に最も重要なのが「自助」という考え方です。
「自助」への第一歩として、まずはけがをしないように対策をしましょう。家具や家電は固定して、布団やベッドの近くに配置しないようにします。また備蓄食料や非常用持ち出し袋の準備も大切です。特に備蓄食料は最低でも3日分、できれば7日分用意すると良いでしょう。他にも避難場所・経路の事前確認や、正確な情報を得る手段の確保などが、自分の命を救う助けになります。
災害時には、一人一人が「自分を助けるのは自分」という意識を持つことが重要です。「自助」の考え方を念頭に置いて、災害に備えましょう。

問合せ:危機管理課
【電話】28-8959