くらし ~ごみ減量コラム~フードドライブポストの活用で「ごみ」から「思いやり」へ

いただきもので食べきれなかったお菓子や缶詰、台所に眠っているレトルト食品。もしかすると「誰かを笑顔にできる食品」かもしれません。
瀬戸市では(株)バローホールディングスとの官民連携による新たな取組として、市内10か所に「フードドライブポスト」を設置しました。
「まだ食べられるのに捨ててしまう」̶そうした食品ロスを防ぎ、食の支援に取り組む団体などに届けます。

■捨てる前にちょっとだけ立ち止まり、未開封の食品はフードドライブポストへ持ち込んでみよう。
▽フードドライブとは
家庭で余ってしまった食品を集め、地域の支援団体などを通じて活用する仕組みです。

▽提供できる食品
缶詰、レトルト・インスタント食品、乾麺・お米、お菓子・飲料で以下の条件を全て満たすもの。
・未開封で賞味期限が1か月以上あるもの
・常温保存可能なもの
・包装や外装が破損していないもの
※生鮮食品、要冷蔵・要冷凍食品、アルコール類、手作り食品はお受けできません。

《フードドライブポストの設置場所》
○バロー
・新瀬戸店
・瀬戸西店
・品野店
○V・drug
・瀬戸菱野店
・瀬戸南店
・瀬戸水野店
・瀬戸品野店
○アクトス新瀬戸店
○瀬戸市役所本庁舎1階
○瀬戸市福祉保健センター(やすらぎ会館)1階
※2月25日(火)に、瀬戸市と(株)バローホールディングスで包括連携に関する協定が締結されました。

▽ごみの中に「もったいない」がある
市が実施した燃えるごみ組成調査によると、ごみの中には「手つかずの食品」が3%、「食べ残し」が7%あり、重量換算すると年間約2,549tが「食品ロス」として市全体から排出されています。
私たちは、知らず知らずのうちに「食べられる食品をごみにしてしまっている」かもしれません。

「ごみを減らす」のではなく「ごみにしない」意識を日々の暮らしに取り入れ、あなたの家の中にある“誰かを笑顔にできる食品”をフードドライブポストへ届けてみませんか。

問合せ:環境課(市役所2階)
【電話】88-2674