くらし 【特集1】つながる絆~5年の時を経て~

■5年ぶりの交流再開
昭和53年、姉妹都市提携を結んだ豊川市とキュパティーノ市。姉妹都市提携後、国際感覚豊かな人材を育てることを目的に、毎年、中学生使節団の相互派遣を実施し、これまでに1071人がお互いの国を訪問して友情を深めてきました。しかし、感染症の影響で、令和2年度から相互派遣は中止となっていました。
令和6年度、5年ぶりに、両市の中学生使節団の相互派遣が再開されることとなり、16人の市内中学生が活動に参加しました。「繋(つなぐ)」をスローガンに、これまで両市が築き上げてきた絆を今につなぎ、これから先の未来へ引き継いでいけるように1年間活動。現地の学校で授業を受けたり、ホストファミリーと交流したりと、キュパティーノ市の人たちとより深い絆を築いてきました。
今回の特集では、中学生使節団の活動内容について紹介します。詳しいことは、市民協働国際課へお問い合わせください。
【電話】0533-89-2158

■キュパティーノ市ってこんなところ
アメリカ合衆国カリフォルニア州にあり、サンフランシスコ国際空港から車で約1時間南下したところに位置しています。人口は約6万人(豊川市の約3分の1)、面積は約29平方キロメートル(豊川市の約5分の1)の都市です。年間を通して温暖な気候の地中海性気候で、過ごしやすいことが特徴です。

◇IT産業が盛んなまち
シリコンバレーの中心部に位置し、IT産業が盛ん。市内にはアップル社やヒューレット・パッカード社、シマンテック社など数多くのIT企業があります。そのため、インドや中国、台湾、日本などからの移住者が多いのも特徴の一つです。

■中学生使節団相互派遣の活動を振り返ります!
◇6月結団式
使節団員としての最初の活動。市長から辞令を受け取りました。

◇6月 キュパティーノ市中学生使節団来訪
学校で授業を受けたり、日本の文化を体験したりしたキュパティーノ市の中学生たち。さまざまな交流を通して仲を深めました。

◇8月 研修
AETの先生と英語の特訓。キュパティーノ市で披露するダンスの練習なども行いました。

◇10月 出発式
キュパティーノ市派遣を前に決意を英語で話しました。

◇10月 豊川市中学生使節団派遣
現地の文化を体験し、ホストファミリーとも交流。練習したダンスも披露し、大盛況でした。

◇12月 報告会
派遣を通じて学んだことを報告しました。

■キュパティーノ市中学生使節団 ジョスリン・フーさん
異国の文化の体験や、日本で友人を作りたいという思いがきっかけで、使節団に入りました。日本で一番驚いたのは、学校で、先生と生徒が友達のように親しかったこと。ホストファミリーとは、流しそうめんをしたり、浴衣を着てお祭りに行ったりと、たくさんの日本文化を体験することができました。日本での経験はどれもとてもすてきで、多くのことを学び、成長することができました。次に豊川市に来るときは、豊川市の名物をたくさん食べたいです。

■豊川市中学生使節団 御津中学校3年 池田尚矢さん
兄と姉が活動に参加していた影響で興味を持ち、自分も海外に友人を作りたいという思いから参加しました。現地の学校では、最初はあまり話しかけてもらえませんでしたが、自分から積極的に英語で話しかけると、向こうからどんどん話しかけてくれるようになりました。この経験から、自ら話そうとする姿勢や挑戦することの重要性を学ぶことができました。海外での活動はめったにできない経験です。自分の世界も広がるので、参加を迷っている方は挑戦してみてください。