くらし 市民病院ハナちゃん通信

■医療機器に精通した専門医療職臨床工学技士
病院で働く職員の中に臨床工学技士という医療職があることを知っていますか?
臨床工学技士は、医学と工学を兼ね備えた専門医療職です。現在の医療には、様々なところに医療機器が使用されており、当院でも人工呼吸器や輸液ポンプ、内視鏡、心電図モニタなど、正常に作動しないと命の危険につながる医療機器がたくさんあります。
臨床工学室では、臨床工学技士がこれらの医療機器を適切に使用できるように点検・管理を行い、安全性の確保と有効性の維持に努めています。他にも、医師や看護師などに対して、機器を適切に使用するための研修、人工透析やアフェレシス療法とよばれる血液浄化療法、心臓の機能の測定や血管造影などを行う心臓カテーテル検査の補助、自宅で使用する人工呼吸器や輸液ポンプなどの相談対応と業務は多岐にわたります。医療機器のメンテナンスを通じて、患者さんや医療スタッフを支える縁の下の力持ちとして24時間365日安心安全な医療の提供に努めています。

問合せ:市民病院臨床工学室
【電話】48-5050