くらし 市民と議会との意見交換会(2)

■ふるさと納税返礼品出品者と総務委員会との意見交換会
日時:2月6日午前10時~
場所:市役所第2委員会室
参加者:ふるさと納税返礼品出品者8人、議員6人
テーマ:
・ふるさと納税事業の更なる発展のために
・フリートーク→主な意見・考えなど
・市の特産品(越津ねぎ、玉ねぎなど)をもっと前面に押し出すべき。
・出品にあたり、市の担当者が訪問してきたことは一度もない。
・担当者が自分の足で毎日事業者を訪問して回る自治体もある。顔の見える関係構築が重要である。
・近隣の岩倉市では令和5年度に約3500件の納税実績があるが、江南市では約1200件にとどまっている。
・ふるさと納税の仕組みや返礼品について、よく分からないという市民の声もよく聞く。積極的な情報発信、広報活動の強化が求められる。
・事業者向けの情報提供や相談の場が少ないため、事業者向けの研修会やワークショップを開催し、疑問の解決や新たな事業者の参入を促すべき。
・江南駅のショーケースにふるさと納税の商品を展示することで、視認性を高め、関心を引くことができるのではないか。
・他市ではレストランの食事券などが人気の返礼品になっているが、江南市ではそのようなプロモーションが十分でない。
・返礼品の輸送時の破損リスクが高く、特にビニール包装の商品は運送中に破れやすい。配送事故が発生すると、事業者側の対応が求められ、負担が大きい。
・クレームが発生すると江南市全体の評価が下がる可能性があり、適切な梱包や配送体制の見直しが必要。
・現状では事業者が自ら情報を集め、手続きを進める必要があるため、負担が大きい。
・ふるさと納税に関心がある事業者でも、申請や登録のプロセスが不明確なため、参加を断念するケースがある。事業者向けの説明会や相談窓口を設置し、手続きの流れを分かりやすく伝えることが重要。
・返礼品の価格が市場価格よりも高く設定されており、消費者にとって魅力的な選択肢になりにくい。
・事業者側も市場価格との差に悩んでおり、適正価格の設定を市と連携して検討する仕組みが必要。
・フィットネスクラブの1か月無料チケットのようなユニークな返礼品もあるが、認知度が低く利用者が少ない。
・映画ロケ地を活用した「聖地巡礼」ツアーなど、観光を絡めたふるさと納税プランを作ることで市外からの寄附を増やせるのではないか。
・宿泊プランや体験型プログラムを返礼品として提供することで、地域活性化にもつながる。
・他市では、酒蔵巡りや農業体験などのユニークな返礼品が成功している。