くらし 議会のようす(2)

【一般質問】
原稿は、議員個人の責任で作成・掲載しています。
一般質問の録画映像は、二次元コード(本紙参照)からご覧ください。

■岡地清仁 公明党市議団
▽学校体育館への空調設備の設置について
問:現在、設計委託業務を進めているところであるが、進しんちょく捗状況と工事実施を含めた今後のスケジュールはどのように考えているか。
答:現在、各学校体育館の空調負荷計算から必要となる空調設備の能力や台数などの基本的な仕様について固めており、工事費の算定や図面の作成業務を進めている。今後は、令和7年6月定例会の補正予算として、小・中学校15校分の工事費と工事監理費を計上する予定である。

▽木曽川サイクリングロードの活用について
問:市の北部エリアににぎわいを生み出すため、愛知県や国、周辺市町など関係機関と連携し、広域的な自転車観光施策を進める考えはあるか。
答:木曽川中流域沿川に位置する国営公園や各自治体の施設、サイクリングロードなどの資源を最大限に活用し、流域の魅力向上と、木曽川を基軸としたヒト・マチ・オモイのネットワーク化を図り、安全・安心でにぎわいのある豊かな川のある暮らしの実現を目的として、国、愛知県、岐阜県、および江南市を含む木曽川中流域沿川の12市町で構成する「木曽川中流域自転車で繋ぐかわまちづくり協議会」が設立された。本協議会の中で、木曽川中流域のにぎわいの創出に向け活動を進めていきたい。

■藤岡和俊江南クラブ
▽企業版ふるさと納税について
問:福祉や文化などの取り組みに企業が寄附を行うことは、社会貢献の観点から大きな意義がある。企業版ふるさと納税制度が延長された場合、市としてどのような活用を考えているのか。
答:第6次江南市総合計画に関連し、令和7年度に予算化された内容が対象となるが、地域の課題解決や活性化につながり、寄附を行った事業者が社会貢献を実感できるような事業に活用していきたい。

▽防災・減災への取組について
問:市に在住する防災士の方を集めて、フォローアップ研修の実施はできないか。
答:令和7年1月末現在で市に在住する防災士の数は、男性96名、女性37名の133名である。フォローアップ研修を実施することは、継続して専門的な防災知識を高め、地域の防災活動における防災士の役割について理解を深めてもらい、地域に根ざした防災士の育成を図ることが可能である。他の自治体において実施されている防災士のフォローアップ研修の事例や状況を参考に研究する。

▽他の質問項目
・にぎわいの創出について
・企業等の誘致について

■石原資泰 公明党市議団
▽江南市の上下水道管の状況について
問:市内の地下に埋設されている下水道管や水道管の安全性の確認は行ったのか。
答:下水道課では、硫化水素による腐食の影響を受ける可能性のある鉄筋コンクリート管が布設されている路線について路面からの巡視点検を実施し異常は確認されなかった。また、水道課では、日常的に管路施設の地上部を巡視点検する管路パトロールを実施している。

▽帯状疱疹(ほうしん)ワクチン接種について
問:今回の定期接種として行われる帯状疱疹ワクチン接種について市民への周知はどうするのか。
答:令和7年4月1日時点で65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の対象者に対して、個別に予診票や案内チラシなどを予定としては、令和7年3月末までに郵送し、開始時期の令和7年4月1日までに案内をする。

▽スポーツ施設の指定管理者制度導入について
問:今後、指定管理者制度導入の検討をどうするのか。
答:現在、スポーツ推進課が事務局を担っている江南市スポーツ協会や各種スポーツ団体など関係する皆さんにご意見を伺いながら、具体的にどのような影響があるのかを検証し、その対応も考慮した上で、検討していく。

■東猴史紘 江南クラブ
▽物価上昇下における市民負担軽減策について
問:「物価高や社会保障の保険料、各種税金の負担により、家計が苦しい」という声が中間層からも高まっている。可処分所得の向上のため住民税の減税を求めたいがどうか。
答:人件費や物価上昇により経常経費が増加し、また大型事業も控えているため個人市民税の減税は困難である。

▽ごみ行政について
問:資源ごみ立ち当番のスリム化方針について「区の役員さんたちは全然知らないよ」との声があるので、周知を図ってもらいたいがどうか。
答:区長・町総代会の折に、改めて立ち当番の負担軽減の取り組み事例の資料を添付し、周知をお願いしていく。

問:「資源ごみ立ち当番を解消するため、収集体制の見直しが必要だ」との声があるので、検討してはどうか。
答:令和10年度の新ごみ処理施設供用開始を踏まえて、資源ごみ収集体制の見直しを引き続き検討する。

問:カラス除けボックスの設置推進を求める声があるので、導入してはどうか。
答:発泡スチロールやトレイの収集用ボックススタンドを民地での使用を条件に貸し出す方向で準備を進める。