- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県江南市
- 広報紙名 : 広報こうなん 令和7年5月号
【一般質問】
■大薮豊数 江南藤クラブ
▽学校給食について
問:SDGs、食品ロスの観点から、学校給食で残渣が多い白米の日に、市内中学生が希望するふりかけを提供または持参許可ができないか。
答:残渣が少なくなるよう、献立を工夫する。またふりかけの提供は考えるが、持参許可はできない。ふるさと納税について
問:市内で返礼品を提供する事業者との意見交換会を開催、市の職員は顔も出さない、むしろ事業者が行っているがどういうことか。
答:真摯に受け止め、今後は事業者のニーズに添った対応を心がけたい。施政方針について
問:安良地区・曽本地区の企業誘致について泉佐野市では「ふるさと納税3.0」という画期的な企業誘致で即戦力、即納税、即雇用確保の政策を実証しているが、これを勘案し、立ち止まって考え直さないか。
答:企業誘致は、1日も早く進める必要がある。ふるさと納税の提案については、担当課と調査・研究する。
問:市長がトップセールスの先頭に立って私と一緒にふるさと納税返礼品出品者を訪ねてみないか。
答:まずは市当局でしっかり対応したい。
■長尾光春 江政クラブ
▽宅配ボックス設置補助について
問:宅配ボックスの設置費用に対する補助を実施してほしいが、市の考えはどうか。
答:導入の効果はさまざまあるものの、市の財政状況は厳しいことから、新たな補助については、目的や効果、ニーズについて慎重に判断していく必要がある。
▽買物困難者への支援の充実について
問:買い物支援のサービスの導入に向け、インターネットによる宅配サービスを提供する市内のスーパーマーケットなどの情報を把握しているか。
答:市内に店舗を構えるマックスバリュ、アピタ・ピアゴ、大阪屋ショップと、生活協同組合コープあいち、各コンビニエンスストアがサービスを提供していることを把握している。
問:市では移動販売車などによる買い物サービスを検討するとのことであるが、現在の状況はどうか。
答:小牧市において、移動販売車による高齢者などへの買い物支援と、見守り活動の実績があるマックスバリュ東海株式会社と事業の実施に向けた協議を進めている。
要望:ネットスーパーのサービスを買い物困難者の皆さんに広く紹介するとともに、併せて宅配ボックスの設置費用の補助事業を実施してほしい。
■宮地友治 江南クラブ
▽KTXアリーナ施設管理全般について
問:駐車場が満車となった場合どのような対応をしているか。
答:満車になった際には、北部学校給食センター、近隣の施設にお願いして駐車場をお借りしている。
問:新たな学校給食センターの完成後には、北部学校給食センター跡地を第2駐車場としてはどうか。
答:統廃合などにより生じた遊休資産は売却などを推進し、施設更新の財源不足の解消を図る公共施設等総合管理計画の趣旨を鑑み、売却も視野に入れ検討していく。
問:トレーニング室の故障中の機器更新について、利用者の安全確保などを最優先に考え、迅速かつ適切な対応を望むが、市の考えはどうか。
答:機器の故障により業務自体に支障が生じるものや、AED(自動体外式除細動器)など法的に更新が義務付けられているものなど、必要度を判断の上、全庁横断的に予算配分をしている。
▽他の質問項目
・水道の水について
・新規就農者への市の役割とは
・学童の見守り送迎について
・踏切内での歩車道分離線について
■土井紫 江南クラブ
▽こどもたちと誇りあるまちづくりのために
問:就学援助では、給食費や校外活動費など不登校の場合は支出されない費目がある。これを活用する形で、代わりにフリースクールなどの費用に充てられる学習機会確保費を費目に加えられないか。
答:不登校の児童・生徒に学びの場を確保する支援は必要と認識しているが、費目の拡大は慎重に考える。日進市など先進地の事例を参考に、調査研究していきたい。
問:保育園について、年度途中や1歳児・2歳児での入所が厳しく、低月齢での入所や保護者の離職につながっている。生まれ月で不利にならず、育児休業をしっかり取得しても入所できるよう、市に工夫する余地はないか。
答:年度途中でも希望園に申し込める環境づくりのため、保育士の人材確保や民間保育施設の参入を促進していく。
問:こどもたちは困ったとき、どこに相談したらよいか。
答:全小・中学校に心の教室相談員を配置し、いつでも相談できる体制を整えている。少年センターでは、専門相談員が面接・電話相談・Eメール相談を行っている。
問:こどもまんなかまちづくりについて、市長の思いは。
答:子育て支援に関わる部署・施設に限らず、市を挙げてあらゆる施策を検討し、こどもにとっての最善の利益を第一に、こども・若者の幸せ、成長を支えていきたい。