くらし 豊明市長 令和場所其の六十五

◆花き市場の財産を楽しもう
豊明市長 小浮 正典(こうきまさふみ)

愛知豊明花き流通協同組合(以下「花き組合」)の永田晶彦理事長が執筆される「とよあけ花マルシェコラム(38頁)」が今月号で100回目を迎えました。
豊明駅南に愛知豊明花き地方卸売市場(以下「花き市場」)が開設されたのは今から29年前。来年30周年を迎えます。花き市場には全国の鉢花生産者と花の小売事業者を仲介する大きな役割がありますが、実は花き市場の敷地内に貴重な花が多く栽培管理されています。
その一部がとよあけ花マルシェプロジェクトのイベントとして企画された春の「珍種かきつばたまつり」や秋の「変わり菊まつり」、早春には「百花百色つばきまつり」が前後駅前広場等で開催され、珍種の貴重な花々を無料で紹介いただいています。
また、市場内にある約40品種の桜を紹介する「桜の小道散策」ツアー等、毎年工夫をこらしながら市場の敷地内を散策できるイベントも開催いただいています。
これらのイベントは、花き市場の地元である豊明市だからこそ気軽に参加できる貴重な機会です。ぜひ、永田さんのコラムで花への興味を高めていただき、広報紙でイベントを見つけたらご来場ください。
昨年、花き組合は名古屋市の東山植物園に同園内の「万葉の散歩道」用の高札を寄贈され、今年は永田理事長が同散歩道を紹介するイベントも開催されました。同園の温室でも時折、花き組合が栽培する貴重な花を紹介する特別展示が開かれています。新聞紙上等で見かけたらお出かけください。東山公園は動物園だけでなく、植物園も素晴らしいです。豊明市は東山公園へも比較的便利な場所にあります。ぜひ、万葉の散歩道で高札を見つけてください。