- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県東郷町
- 広報紙名 : 広報とうごう 2025年9月号
災害への備えは万全ですか?巨大地震への備えを考えましょう!
■自助 まず自分自身の身の安全を守ること
町の広報紙やホームページなどで自助に役立つ情報を発信しています。
日ごろから「自分の身は自分で守る」意識を持ちましょう。
◆避難生活に必要な食糧などの備蓄
支援物資が届くまで、家族が1週間食べられるだけの食料と生活用品の備蓄をしましょう。
家庭での備蓄品セット(例)
・飲料水(1人1日3リットルが目安)
・非常食
・電池
・衣類
・貴重品
・救急セット
・携帯トイレ(1人1日5回が目安)
・トイレットペーパーなど
各家庭の事情に合わせて、アレルギー対応食や常備薬なども備えましょう。
◆災害支援情報の取得
二次元コードから地域安心メールを登録できます。
災害時の情報収集はとても大切。事前に登録しておけば町から防災・防犯情報が届くようになります。
※二次元コードは本紙参照
◆東郷町の地震対策補助事業
○感震ブレーカー(簡易タイプ)購入費補助
地震発生後の通電火災を予防する感震ブレーカーのうち、「簡易タイプ(バネ式・おもり式)」の設置費を補助します。本体価格は4,000円程度で、その費用の半分(上限2,000円)を交付します。
○家具転倒防止器具取付補助(対象者制限あり)
たんすや本棚などの家具に家具転倒防止器具(固定ベルトやL字金具)を最大4つまで無料で取り付けることができます。
1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生したことに由来して、毎年9月1日は「防災の日」と定められています。防災の日を迎えるにあたって災害への備えを考えてみましょう。
災害への備えを考えるとき、「自助」「共助」「公助」の3つに分けることができます。
「自助」「共助」「公助」のうち、皆さん自身でできるのは「自助」と「共助」です。一人一人が、「自分の身は自分で守る」、「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えを持ち、日ごろから災害に備えておくことが重要です。
■共助 地域の人やコミュニティ、ご近所といった人たちが協力して助け合うこと
◆地区防災訓練
各地区の防災訓練では毎年、自主防災組織の皆さんを中心に消火訓練、煙道訓練、救命講習、防災講話などいざというときのシミュレーションをしています。
◆町防災訓練
町が実施する防災訓練では、「避難者が主体となって避難所の運営をする」ことを想定して訓練します。想像しにくい避難所の生活を疑似体験してみましょう。
◆消防団
近所にお住まいの皆さんの中には、消防団の役を引き受けていただいている有志の人たちがいます。
そんな皆さんは忙しい生活の合間を縫って操法訓練を実施し、地域防災力の向上に尽力しています。
■公助 町や県、消防、警察、自衛隊など公的機関による救助・援助
災害発生前は防災意識の啓発などを行い、発生後は現場出動など、職務として住民の生命・財産を守ります。
◆水防訓練
災害が発生してしまったら、町職員も現場で対応できるように、土のうを積む訓練や災害時にも役立つロープの結び方を学ぶ訓練などを行っています。また、備蓄品の準備や協力企業などと災害協定を結んだりするなど、有事に備えています。