- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県設楽町
- 広報紙名 : 広報したら 2025年2月号
■冬こそ気をつけたい高齢者の転倒予防
高齢者の転倒は長期間の治療を伴うこともあり、要介護状態になる大きな要因です。特に冬場はこたつやカーペットでつまずく可能性があり、路面の凍結も転倒の危険性を高めます。
この機会に転倒予防を意識してみましょう。
■75歳以上の5人に1人は転倒経験あり
○1年以内に転倒あり20.9%
設楽町の75歳以上の方で、住民健診を受けた人の内、20.9%、つまり5人に1人は1年以内の転倒歴があります。
○80~84歳33.8%
転倒している人の3人に1人は80歳~84歳で、他の世代よりも多くの割合を占めています。ついで75歳~79歳、85歳~89歳の割合が大きくなっています。
※令和2年~令和6年の後期高齢者健康診査結果をもとに作成
詳しくは、本紙をご覧ください。
■転倒の5割は自宅
消費者庁によると転倒の約5割は自宅で発生しています。自宅で転倒した人の中でも特に浴室・脱衣所や庭・駐車場が多く、転倒した人の35%程度はこれらの場所です。脱衣所に滑り止めマットを敷いたり、手すりのある家庭ではお湯につかるときに手すりを持つことも大切です。設楽町では冬場に地面の凍結が生じるため、滑りやすくなります。地面が凍っていないか確認することや滑りそうな場所では歩幅を小さくして歩くことが大切です。
(図は令和2年10月8日消費者庁News Releaseから作成)
■転倒予防にできること
高齢者の転倒予防で大切なことは、生活環境を整えることと適度な運動です。
自宅ではベッドから立ち上がる際や座布団でつまずくことで転倒する方がいます。また、ヒーターなどの電源コードもつまずく原因となります。日常生活の中でよく通る場所(動線)に物を置かないようにすることで、転倒を予防することができます。
また、高齢者の転倒の原因の一つは加齢に伴う体力・筋力の低下です。自宅の中でできる簡単な筋力トレーニング、ストレッチやウォーキングなどを行うことで、体力・筋力を維持することが大切です。
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