- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県津市
- 広報紙名 : 広報つ! 令和7年3月16日号
~豊かな自然とともに歩み、より暮らしやすい環境を創造するまち 津~
■引っ越しで大量に出るごみは各施設へ自己搬入を
右の写真のように、家庭ごみ一時集積所に大量のごみを一度に出すと、他の利用者の迷惑になります。
引っ越しなど一時的に大量に出るごみを処分する場合は市ごみ処理施設へ、また新聞などの資源ごみは最寄りのエコ・ステーションへ自己搬入してください。自己搬入が困難な人は、家庭ごみ収集カレンダーで収集日をよく確かめ、計画的に数回に分けて家庭ごみ一時集積所に出してください。
※詳しくは本紙をご覧ください。
▽ごみ処理施設一覧
■ごみは透明または半透明の袋に入れてください
ダンボール箱や不透明な袋(紙袋、黒いごみ袋など)を利用せず、ごみは必ず透明・半透明の袋に入れて排出してください。ダンボールはリサイクルできる大切な資源です。ルールを守り正しく分別しましょう。
▽ダンボールの出し方
・箱のまま出さない
・折りたたんで、ひもでしっかり十文字にしばって出す
・資源(ダンボール)の日に出す
※詳しくは本紙をご覧ください。
■家庭でできる食品ロス対策
▽食品ロスとは
(1)直接破棄…消費期限を超える等により、そのまま捨てること
(2)食べ残し…買いすぎや作りすぎ等により、食べきれずに捨てること
(3)過剰除去…野菜の皮を厚くむくなど、可食部分まで捨てること
津市の食品ロスは年間約6,900トン(家庭から出る燃やせるごみの12%)→津市の1世帯当たり年間4万5,000円の損失
「これって1世帯当たりの年間水道代(4万9,000円)とほぼ一緒なんだって!!」
▽対策
(1) 直接破棄
・冷蔵庫の中身をチェックしてから買い物に行く
・家にある食材を、定期的にチェックする
・「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解する
賞味期限…おいしく食べられる期限。食べられるかは見た目や臭いで判断
消費期限…食べても安全な期限。買ったら必ず期限内に食べる必要あり
(2)食べ残し
・食べきれる分の食材を買い、調理する
・買いすぎを防ぐため、空腹時の買い物を避ける
・使い切れなかった食材は下処理をして冷凍する
(3) 過剰除去
・可食部分についての正しい知識を身に付ける(タマネギの芯、ニンジンの皮、大根の皮、ナスの先端は全て可食部であり、栄養素も多く含んでいます)
・食材を使い切るレシピに挑戦する(消費者庁が「クックパッド」で食材使い切り料理を紹介しています)
■刈り取った草をたい肥化しよう
自宅の庭や空き地などで発生した草は管理のために刈り取る必要があります。刈り取った草は「燃やせるごみ」で出すことができますが、少し工夫をしてたい肥化することにより、リサイクルできます。
●刈り取った草をたい肥化するメリット
▽手間なくたい肥が作れる
コンポスト容器に発酵剤と刈り取った草を混ぜて放置するだけで、基本的なたい肥ができます。
▽費用負担が少ない
刈り取った草のたい肥化のために必要なコンポスト容器の購入費に対する補助制度があります。
▽ごみとして出す必要がなくなる
「燃やせるごみ」は週2回、決まった時間に出す必要がありますが、たい肥化によってごみ出しの手間が省けます。
▽環境に優しい
リサイクルとごみ減量につながります。
●コンポスト容器購入のための補助金について
コンポスト容器の購入費に対し、1/2を補助しています(上限3,000円)。ぜひこの制度を利用し、刈り取った草のたい肥化をしてみましょう。詳しくは、環境政策課(【電話】229-3258)へお問い合わせください。
令和7年3月16日発行
問合せ:環境政策課
【電話】229-3139【FAX】229-3354