- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県四日市市
- 広報紙名 : 広報よっかいち 5月上旬号NO.1668
今年度取り組む主な事業
令和7年度に行う事業のうち、新たな取り組みや内容を拡充する取り組みを、まちづくりにおける9つの分野ごとに紹介します。
※表記している金額は、今年度の予算額です
■子育て・教育
●こどもまんなか社会の実現に向けたこども施策の拡充
▽こどもが安全に安心して過ごせる環境づくり
こどもがさまざまな場所で成長できるよう、学校や地域、民間団体と連携しながら、こどもの居場所づくりを進めます。こどもの居場所づくりに取り組む団体への経費の補助や、団体同士の意見交換の場を設けます。
こどもの居場所づくり事業 3,600万円
担当:こども未来課
▽小・中学校への空調整備を開始
良好な学習環境の確保と熱中症対策のため、空調設備が整備されていない小・中学校の屋内運動場や特別教室などに、リース方式で空調設備を整備し、令和9年4月の使用開始を目指します。
小中学校屋内運動場・特別教室等空調設備整備事業 355万円
担当:教育施設課
▽待機児童の解消
私立の保育施設の受け入れを増やすため、市独自の支援制度を新たに創設します。また、保育園などに入所できず、認可外保育所施設を利用している世帯への保育料の補助や、待機児童を受け入れる認可外保育施設を支援します。
待機児童対策事業 2億694万円
担当:保育幼稚園課
■産業・港湾
●地域産業の活性化
▽じばさんの再整備に向けた設計やプレ事業を実施
四日市市地場産業振興センター(じばさん)を、スタートアップ支援やリカレント教育・リスキリング(学び直し)、産業情報発信などの機能を備えた「産業の新たな拠点施設」として整備するための準備を進めます。
新産業拠点創設事業 874万円
担当:商業労政課
■環境・景観
●カーボンニュートラル社会の推進
▽脱炭素に取り組む中小企業を応援
市内の中小企業が取り組む、温室効果ガスの排出量算定、削減目標の策定、国際認証であるSBT認証の取得にかかる経費を補助します。2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、中小企業の脱炭素経営を支援します。
中小企業脱炭素経営支援事業費補助金 500万円
担当:環境政策課
■文化・スポーツ・観光
●四日市市ならではの魅力づくり
▽四日市花火大会を再開
四日市花火大会を再開し、その経費の一部を四日市花火大会実行委員会へ補助します。今年度は8月31日(予備日9月7日)に、打ち上げ場所を千歳地区第2・3埠ふ頭とうに変更して開催予定です。約3,000発の花火が夜空を彩ります。
四日市花火大会事業費補助金 7,000万円
担当:観光交流課
●スポーツによるにぎわいづくり
▽ランニングイベントを開催休日の部活動を地域で実施
教員の負担軽減と部活動指導の質の充実のため、部活動指導員・部活動協力員を配置します。また、こどもたちが希望する部活動を選択できるよう、拠点型活動の拡充、総合型地域スポーツクラブとの連携により、部活動の地域展開を目指します。
部活動サポート事業 5,404万円
担当:みんなのブカツ推進室
■交通・にぎわい
●駅周辺のにぎわいづくり
▽中央通り再編を中心としたまちづくり
近鉄四日市駅周辺の歩行者デッキ工事や、駅とデッキをつなぐ連絡通路の工事を進めていくとともに、にぎわいの交流広場となる中央通り公園の整備に取り組みます。
中央通り再編事業 39億1,520万円
担当:市街地整備課
▽新図書館候補地の選定
新図書館候補地(市役所北側民有地)での用地確保に向け、用地測量などの調査を行います。
新図書館等拠点施設整備事業 3,470万円
担当:政策推進課
■防災・消防
●市民の暮らしと安全を守る
▽大規模災害への備えを強化
大規模災害時に指定避難所などへ物資を円滑に配送するため、備蓄品管理システムの導入を検討します。また、災害時の給水活動をより効率的に行うため、組立式給水タンクを10基配備します。
防災倉庫備蓄品等整備事業 917万円
担当:危機管理課
▽消防指令システムを更新
令和8年4月の運用開始を目指して、四日市市・桑名市・菰野町の3消防本部で運用している消防指令システムの更新、消防指令センターの改修工事を実施します。また、消防活動の高度化を図るため、IP無線機とウェアラブルカメラを導入します。
消防指令システム整備事業 20億166万円
担当:消防本部情報指令課
▽消防出張所を整備
南消防署西南出張所(小山田地区市民センター併設)を、六名町内に独立した消防出張所として整備します。令和8年3月の運用開始を目指し、消防活動拠点としての機能を強化します。
消防出張所整備事業 2億9,229万円
担当:消防本部総務課
命を守るまちづくりが進められているんだね
■生活・居住
●ダイバーシティ社会の実現
▽海外都市との交流を推進
中国天津市との友好都市提携45周年記念事業を実施するほか、環境交流や経済交流などを行います。また、姉妹都市米国ロングビーチ市との交換学生・教師の派遣を行います。
国際交流事業 2,783万円
担当課:秘書国際課
■健康・福祉・医療
●健康長寿に向けた取り組みの強化
▽高齢者の補聴器購入費用を助成
加齢とともに耳が聴こえにくくなると、認知症の発症リスクが高まります。
補聴器の購入費用を助成することで、高齢者のコミュニケーションを確保し、積極的な社会参加と地域の交流を支援します。助成開始時期は、今後、広報でお知らせします。
高齢者補聴器購入費用助成事業 567万円
担当:高齢福祉課
▽帯状疱疹ワクチンの定期接種を開始
65歳になる人を対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種を行い、帯状疱疹と合併症の発症予防に取り組みます。令和7年度から5年間は、65歳を超える5歳年齢ごとの高齢者を定期予防接種の対象に含めて実施します。
高齢者帯状疱疹ワクチン事業 2億2,618万円
担当:健康づくり課
■都市経営の土台・共通課題
●選ばれるまちであるために
▽本市の魅力を効果的に発信
テレビやラジオ、デジタルサイネージや電車の中吊り広告などを活用して、本市の魅力を発信します。また、本市の観光資源・地場産品の魅力を発信するための商品の販売や、PRイベントを開催し、本市の認知度や都市イメージの向上を図ります。
シティプロモーション事業 9,135万円
担当:観光交流課
●行政手続きのデジタル化
▽「回らない窓口」の導入準備など
複数の窓口を回ることなく1カ所で事務手続きができる「回らない窓口」の導入に向けた検討や、自宅でオンライン申請が可能な手続きの拡大など、デジタル化を推進することで、市民の皆さんの窓口での利便性を向上します。
行政手続のデジタル化事業 8,414万円
担当:デジタル戦略課
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