- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県名張市
- 広報紙名 : 広報なばり 令和7年10月10日号
■すくすく育て!
成長が遅いと不安を感じたり、一日中子どもの世話をしていて、イライラしたり…。でも大丈夫!子育てを楽しめるきっかけが、こども支援センターかがやきにあります。
◇子育てを、より楽しめるように
こども支援センターかがやきは、親子でゆっくり過ごせる施設で、里帰り出産のママの利用も大歓迎。乳児や双子の保護者、パパ同士など、同じ境遇の人たちが定期的に集まれる場も設けています。
「妊娠中に気を付けたいことはなに」「母乳だけで足りているのか心配」「赤ちゃんがなかなか寝付かなくて…」
かがやきで開催される行事のひとつ「安心育児・赤ちゃんルーム」は、妊娠中の人や乳児の保護者が、助産師や保育士を交えておしゃべりできる場。世間話の中で、不安や心配事を解消して笑顔で帰っていきます。
「互いに悩みや喜びを共感し合うことで、安心感が生まれます。これを専門職がしっかりとサポートすることで、ゆとりある育児につなげたい。そして、親子で遊べるイベントを通して、子育てをもっと楽しんでもらいたい」と北川センター長。
子育て支援の拠点施設として、マイ保育ステーションや地域の広場などとも連携。また、いざという時に子どもを預けられる「ファミリー・サポート・センター」の運営などを通して、子育てを応援しています。
こども支援センターかがやき
センター長 北川由香
◇子育て支援の拠点施設
こども支援センターかがやき
【電話】67-0250
開館時間:9:30~17:00
※休館日…月曜日(休日の場合翌日)、祝日、年末年始(P20参照)
▽安心育児・赤ちゃんルーム
妊娠中の生活や育児の疑問を助産師や保育士がお答えします。
日時:木曜日10:00からの親子の集い、13:30からの個別相談(要予約)を隔週で実施 ※祝日除く
◇ママの声 助産師さんの「大丈夫!」で安心できる
ミルクの量や離乳食を始めるタイミングなど、「こんなときどうすればいいの」と不安に思うこともしばしば。ふらっと「安心育児・赤ちゃんルーム」を訪れると、信頼ある助産師さんのアドバイスや「大丈夫」の一言で安心できます。パパ・ママたちと情報交換できるのも魅力ですよね。
宮里弥穂(みほ)さん 柚妃(ゆうひ)ちゃん
◇保育所(園)での子育て支援 マイ保育ステーション
昭和保育園、みはた虹の丘こども園、赤目保育所で実施。平日9時から16時までの間、妊婦と親子(未就園児)が、自由に利用できます。詳しくは各園へ
マイ保育ステーションは、就園前の親子や妊婦が気軽に遊べる場所。親同士の情報交換や、保育士への相談もできます。保育園にあるので、園児と遊ぶこともありますよ。
最近はパパの利用も増えてきました。孫を預かったおばあちゃんが遊びに来たり、下の子を私たちに預けて上の子としっかり遊んだり。気軽に来られる安全な遊び場として利用いただいています。私が大切にしているのは、親それぞれの育て方に寄り添うこと。子どもも親も、ここで楽しく過ごしてもらえたら嬉しいです。
広い部屋で家ではできないような遊びもできて、子どもの発達にピッタリなおもちゃもたくさん!遊ぶ場所に困ったら、いつでも遊びに来てね。
かざみどり(昭和保育園内)
池田瞳美
▽地域の広場
民生委員児童委員や、地域のボランティアなどが運営する広場で、市民センターや集会所などで、地域の皆さんと交流できます。(P11参照)
▽なかよし広場
保育所(園)・認定こども園や幼稚園を定期的に開放し、親子で自由に過ごせる広場です。各園の雰囲気を知ることもできます。
◇いざという時、子どもを預けられる安心 ファミリー・サポート・センター
急な仕事や病気など、いざという時に子どもを預けたい人と、預かることができる人が会員となり、かがやき内のファミリー・サポート・センターが橋渡しします。会員登録について詳しくは、かがやきへお問い合わせください。
産気づいた時、子どもの面倒をみる人がいなかったら預かってほしい、との依頼がありました。泊まりになるかもしれず、家族に相談すると、「これも何かの縁。困ってるんやったら受け入れてあげて」って。
しばらくして、無事生まれたと連絡をいただきました。結局、面倒をみてくれる人がいたそうですが、いざという時のことを思うと心強かったと喜んでくれました。私も、かつて、子育てサークルの先輩ママたちが「なんでも聞いて」と言ってくれて、すごく頼りになったことを思い出します。
持ちつ、持たれつですよね。子どもを預ける手段を確保しておきたい人、そして、子どもが好きで時間が取れる人は、会員登録してみてください。
援助会員
三木愛さん