- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年3月1日号
■答志島スカイラン
先月、「美し国三重市町対抗駅伝」が、県庁をスタートして伊勢の県営総合競技場をゴールとする区間で争われました。小学生から中高大学社会人まで1.28キロから最長6.925キロの区間、全42.195キロを10人がタスキをつなぎました。大会は今回が18回目、鳥羽市は29市町中17位。14市の中では12位という結果でした。上位は10万人を超える人口の市が占めるのはいたしかたのないところですが、鳥羽市のような1万人台、あるいはそれ以下の数千人規模の町はチーム編成も大変なようです。とはいえ、タスキをつなぐ、ベストを尽くすということにおいては、人口規模や順位は関係ありません。繰り上げ出発になるまいと頑張る姿はいつ見ても感動的で、上位チームには味わうことのできない展開と言えるでしょう。鳥羽市チームの目標は2時間30分を切ることでした。残念ながら達成は来年に持ち越されましたが、力を出し切ったのでしょう、みなさんの満足気な表情が印象的でした。
ところで、みなさんから見て私はスポーツが得意そうに見えますか!?それとも運動音痴に見えますか?高校時代、唯一表彰台に上がったのは校内駅伝大会での区間賞。学年10クラスで3学年、つまり30人の中の一番です。クラブ活動は軟式テニス部でしたが、長距離は速かったんですよ、実は。
また、かつて鳥羽でも開催されていた中学校の市内の駅伝大会のことも思い出しました。私は加茂中のBチームでした(要するに二軍ですね)。コースはなんと答志島です。答志を出発して桃取で折り返し、答志にゴールする(逆かな?)コース設定でした。いつまで続いたんでしょう。私は3区か4区だったでしょうか。両集落以外はほぼ山間部を走っているので応援も何もありません。ただただ、人里離れた登り坂を走っていたこと、その風景は鮮明に憶えています。その時の駅伝が私の答志島に渡った最初だったのかと思います。
今フルマラソンなどの開催がブームになっていますが、答志島の新名所ブルーフィールドやレイフィールドを組み込んだ「船に乗って行くジョギング」あるいは島の山中を駆けるトレイルランというものも面白いかもしれませんね。
そして名称は「答志島スカイラン」。いかがでしょう!