- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年3月1日号
■「“スマホ火災”にご用心!」
多くの人が手にするスマートフォン、それらを充電するモバイルバッテリーなど、日常生活に欠かせない電子機器のバッテリーには、「リチウムイオン電池」が使用されています。そんなリチウムイオン電池が、出火する危険もあることをご存じでしょうか?
今回はリチウムイオン電池が原因となる「スマホ火災」の危険性について紹介します。正しく使えば決して危険なものではありませんので、安心してください。
リチウムイオン電池は劣化や変形、損傷により急激に温度が上がることで、出火する危険性が非常に高くなります。また、高温の環境下で熱せられることでも同様です。実際に、誤ってスマートフォンを落としたことでバッテリーが変形、損傷したときや、炎天下の車内にモバイルバッテリーを長時間置きっぱなしにしたことで出火した事例もあります。スマートフォンなどを使用中にバッテリー部分が熱いと感じた時には使用を中止し、購入した店舗や製造したメーカーに相談することをおすすめします。
また、バッテリーを可燃ごみと一緒に処分すると、ごみ収集車内で出火し、火災に至った事例も発生しています。処分する場合は、小型家電リサイクルの指定日に処分しましょう。この時には端子部分や接続部分をセロテープなどで絶縁するといった処置をしたうえで、処分するようによろしくお願いします。
問合せ:消防本部予防室
【電話】25-9688