くらし 変革への胎動予算

■令和7年度鳥羽市通年予算
総額:230億3,850万5千円

令和7年度予算は、4月に市長の任期満了に伴う市長選挙が予定されていたため、骨格予算として編成しましたが、6月の市議会で令和7年度の通年予算が決まりました。
6月の補正予算では、新市長の思いである、“できるだけ早く”、“少しずつでも”、変革を実感できるよう「変革への胎動」とする予算拡充となりました。

一般会計:予算140億700万円
前年比:11.2%(14億700万円増額)

■6月補正予算の主なもの
▽ふるさと鳥羽関係人口創出事業 336万円
短期就労のマッチングサイトを活用し、働きながら空き時間に観光を楽しむかたの創出を図ります。また、これにより観光業、漁業などの人手不足の解消にも繋げます。

▽住民基本台帳事務ほか 1,356万円
書かない窓口を実施するためのシステムを導入します。本庁舎の戸籍、税務窓口において住民票や税証明などの申請方法を見直し、市民の利便性向上を図ります。

▽へき地診療所運営事業 68万円
桃取診療所の患者が、住居地の近くで受診しやすい体制を整えるため、郵便局を活用したオンライン診療の実証事業を行います。

▽水道基本料金の減免 2,800万円
物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の負担軽減となる支援策として、水道基本料金の2か月間の減免を行います。

▽海女文化継承啓発事業 158万円
海女漁業の漁場である藻場の減少要因の一つに、魚類などによる食害被害が考えられることから、防御ネットなどを活用した食害対策実証実験を行います。

▽鳥羽市観光駐車場対策事業 755万円
ミジュマル公園の開園に伴い、市内の駐車場不足や渋滞緩和対策を行います。

▽起業育成支援事業 354万円
定住支援対策の一環として市内で創業するかたへ、創業に要する費用の一部を補助します。また、若者や移住者の創業するかたへ手厚くする補助制度とします。

▽教育支援事業 160万円
新入学児童の保護者の経済的負担軽減策として小学校入学に係る補助金を、3万円から5万円に拡充します。

▽高校生修学支援事業 285万円
離島在住の高校生の修学支援として、通学費などの補助率を1/4から1/2に拡充します。

▽小中学校(園)保健振興事業ほか 357万円
熱中症対策の一環として、市内小中学校へウォーターサーバーの設置を行います。また、生徒数が多い鳥羽東中学校へは、冷水機を設置します。

▽学校給食運営事業 4,036万円
市内小中学校の学校給食費を無償化しているところですが、7月以降も無償化を継続します。

▽小学校管理業務 1,317万円
児童の熱中症対策のほか、防災拠点としての機能を向上させるため、学校体育館への空調設備の設置を順次行っていきます。

問合せ:企画財政課財務係
【電話】25-1121