- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県いなべ市
- 広報紙名 : いなべ市情報誌 Link 2025年1月号(vol.254)
まちで起こった出来事や気になるあの人を紹介します
■いなべICを歩く
《開通前に思い出を作ろう》
12月5日(木)、阿下喜小学校と十社小学校の5、6年生が、建設中の東海環状自動車道のいなべICを見学しました。児童たちは、施設や道路がどのように作られているか勉強しながら、料金所や車庫、いなべICの中の道路を見学しました。道路を進んでいくと、見晴らしの良い高架橋に到着。下を走る車に向かって「おーい!」と手を振るなど、普段見ることができない景色に、児童たちは大興奮の様子でした。最後に本線でみんなで記念撮影をして、見学会は終了。見学会を開催したNEXCO中日本の担当者は、「開通すると歩けなくなってしまうので、今日の出来事は忘れられない思い出になってほしいです」と話していました。
■三重県選抜チームが優勝
《8年ぶり3回目の優勝》
11月27日(水)、第31回村瀬杯・ボーイズリーグ府県選抜野球大会での優勝報告のため、いなべ市在住の中学生3人が市長を訪問しました。この大会は10月に岐阜県で開催され、日本各地から強豪12チームが集まりました。藤原中学校3年生の児玉羚晄選手は、「周りのレベルが高く、良い刺激になりました。高校でも活躍できるように頑張りたい」と今後の抱負を語ってくれました。
■包括協定を締結
《株式会社日本旅行との連携強化》
11月21日(木)に、株式会社日本旅行との包括連携に関する協定調印式がありました。これまで市と同社は、地域活性化起業人制度を活用し、旅行客の安定的な需要を確保するための手段として、団体をターゲットとした事業展開を進めてきました。具体的には、同社から派遣された職員と協力し、市外の中学校や高校からの教育旅行を受け入れるプランなどを作成しています。今後は協定に基づき、更なる団体誘客につなげていきます。
■空のプロから学ぶ
《客室乗務員が学校で授業》
市内の小中学校で、日本航空株式会社の「JALふるさと応援隊」による授業がありました。これは、客室乗務員のキャリアや対人コミュニケーション技術などを通じて、生徒がホスピタリティの精神を学ぶことや、人としての立ち振る舞いを身につけるきっかけになることを目的としています。今年度はこれまでに20人の客室乗務員の協力の下、市内の小中学校で64回の授業が実施されています。12月2日(月)には丹生川小学校、12月3日(火)には大安中学校、12月10日(火)には山郷小学校で、「マナー講座」「情報伝達」「SDGsの取り組み」などの授業が行われました。
■法務大臣表彰受賞
《人権擁護委員活動が評価されました》
北勢町川原の一木尚子さんが、令和6年度人権擁護委員法務大臣表彰を受賞されました。一木さんは、長年にわたり人権擁護委員として、人権啓発活動、基本的人権の侵犯に対する監視・救済に尽力してきました。一木さんは「身に余る光栄です。人権教室では子どもたちと命や笑顔の大切さを学び、相談活動では安心して話せる環境づくりを意識してきました。これからも今まで以上に取り組んでいきたい」と話していました。
■青年海外協力隊に参加
《モルディブで小学校教育に取り組みます》
11月21日(木)に、元小学校教員の神谷大輝さんが市長を訪問しました。神谷さんはJICA青年海外協力隊として、モルディブのラーム環礁教育センターに配属されます。モルディブでは主に音楽と体育の指導を担当し、児童の基礎知識向上や、教員のスキルアップを図ります。神谷さんは、「15年間続けていた音楽やいなべで培った教員の経験を生かして現地の課題に取り組みたい」と話していました。