- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2025年3月号
■市内県立高校との連携活動報告
◇あけぼの学園高等学校
あけぼの学園高等学校では、地域の皆さんと連携、協働したさまざまな活動を行っています。
1年次生は地元の事業所を訪問し、地域の産業や誇りを持って仕事に従事されておられる方々の話を聞き、大きな学びを得ることができました。2年次生ではインターンシップを行い、仕事の具体的な内容や職場の雰囲気を学ぶだけでなく、『勤労観』や『職業観』を身につけることができました。
各系列の主な取り組みとして、異校種との交流活動も積極的に行っており、健康福祉系列では生徒自らが考えた運動遊びで地域の保育園児との交流を行いました。製菓調理系列では、本校生徒が講師役となり地元の小学生とパン作りを行いました。
地域の未来を見据えて異世代同士が触れ合うことで、新しい発見や刺激を得ることができました。これからも地域で愛される学校であり続けられるよう、地域の方々との絆作りを大切にしていきたいと思います。
◇伊賀白鳳高等学校
令和6年度はIGABITO育成プロジェクトとして以下の6つの活動を行っています。
(1)ヒューマンサービス科による子育て支援センターとコラボした世代間交流、保育園におけるインターンシップ
(2)建築デザイン科による建設業団体と連携した現場見学
(3)生物資源科によるノハナショウブの保全活動
(4)機械科による市内小学校との「ものづくり」、補修を通じた交流
(5)進路指導部による企業見学
(6)各科が中心になり、地域の方々との交流、伊賀白鳳高校の成果を発表する場としての白鳳フェス
継続している活動、新たな取り組みとしてチャレンジしている活動があります。いずれの活動も地域と連携し交流する中で、卒業後どのように関わり活躍していくかを考える機会となりました。
◇上野高等学校
上野高校では、総合的な探究の時間を「みらい探究」と称し、「地域を支え、地域の発展に貢献する人間の在り方・生き方を探究する」ことを目標に、さまざまな活動を行っています。
1年生は、フィールドワークなどで調査・分析した内容をまとめ、11月にポスターセッションを実施しました。参加者に内容を理解してもらうために、写真やグラフを用いたポスターを制作し発表を行いました。
2年生は、地域課題の解決策を考えました。複数回フィールドワークに向かい、アドバイスをいただく中で、自分たちの意見を提案する場をいただいたりしながら活動内容を深めていきました。中間報告を経て、1月に発表を行いました。
3年生は、社会人として必要な知識や情報を学び、自己実現に向けての具体的方法を検討し、未来への決意表明をする探究的活動に取り組みました。
問合せ:地域創生課
【電話】22-9623【FAX】22-9672【メール】[email protected]