- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2025年4月号
■地域の未来を支える 定住自立圏の取り組み
◆定住自立圏構想とは
定住自立圏構想とは、「中心市」の都市機能と「連携自治体」の魅力を活用して相互に役割分担し、連携・協力することで、圏域に暮らす全ての住民が幸せを実感できる地域にするとともに、地方圏への定住を促進するための取り組みです。
◆「伊賀・山城南・東大和定住自立圏」のあゆみ
伊賀市が2015年6月に中心市を宣言し、2016年10月に京都府笠置町、南山城村と定住自立圏を形成しました。その後、2019年に奈良県山添村、2024年に名張市が連携自治体として加わり、現在では3府県をまたぐ全国的にもめずらしい圏域となっています。
◆圏域を構成する5市町村
※人口は2025(令和7)年1月末もしくは2月1日住民基本台帳人口、面積は2020(令和2)年国勢調査の数値を用いています。
◆圏域の将来像
連携の基本イメージとして、『水と歴史でつながる圏域』を掲げ、次の2つの視点により取り組みを推進しています。
◇圏域でつながり、暮らしの安心を支える
医療体制や子育て支援、防災体制、働く場所の確保、地域公共交通体制の構築など、地域で暮らす生活基盤の確保・充実を図り、住み続けたい地域で暮らせる圏域をめざします。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)を意識した住み良い圏域をめざします。
◇活発な交流により、賑わいを創出する
伊賀市、笠置町、南山城村、山添村、名張市がもつ地域資源、また、地域に暮らす人材の交流などにより、圏域全体で多様な資源の魅力を高め、賑わいの創出をめざします。特に幼少期から圏域住民としての一体感を養うための交流を通して、エリアプライド(圏域の誇り・自尊心)の醸成をめざします。
問合せ:未来政策課
【電話】22-9620【FAX】22-9672【メール】[email protected]