- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県度会町
- 広報紙名 : 広報わたらい 2025(令和7)年7月号
■「度会町本気塾」が始動します!!
「度会町本気塾」とは、小学生・中学生・高校生・大学生が学校の枠を越えて、度会町のよりよい未来を考え、さまざまな取り組みを実践していく、クラブ活動のような組織です。令和5年度から、冬の宮リバー度会パークを彩るイルミネーションプロジェクトを中心に活動していました。加えて、今年度からスケールアップして始動します。
6月7日、町中央公民館にてプロジェクトのスタートに際した「キックオフミーティング」が開催され、度会町本気塾が開講しました。この日は、参加者同士で自己紹介を行った後、活動に向けての意気込みを語り合いました。
また、11日には第1回の活動「架空CMを撮って遊ぼう」が開催されました。この活動は、カードに書かれた単語をもとに、自分たちでシナリオを構成し、動画を撮影することで、オリジナルのCMづくりに挑戦するというものです。参加した度会小学校6年生の福井千尋さんは「初めてCMを撮ったけど、上手くいって楽しかったです」と笑顔で話してくれました。
今後は、総勢約35人のメンバーが月2回程度の活動を通じて、楽しみながら主体的に学んでいきます。
参加を希望される場合は、町教育委員会事務局までお問い合わせください。
■〔度会小学校〕6年生が町社会福祉協議会を訪問
6月19日から20日にかけて、度会小学校6年生が町社会福祉協議会を訪れ、高齢者デイサービスの利用者と交流を図りました。この取り組みは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、令和元年度の実施を最後に中止としていましたが、今回、6年ぶりに再開されました。
会場に到着した6年生は、利用者に向けて大きな声で「今日はよろしくお願いします」とあいさつした後、「翼をください」の合唱と、リコーダーによる「ラバーズコンチェルト」の合奏を披露しました。音楽に合わせて、会場からは手拍子が起こり、体を揺らして聴き入っている人もいました。
その後は、6年生と利用者がそれぞれ6班に分かれ、児童たちが考えたオリジナルゲームで遊びました。ゲームは、「ピンポン迷路」「段ボールフリスビー」「うちわで風船バレー」などバラエティに富んだもので、ゲームに使用する道具はこの日のために手作りしたものもありました。また、班によっては、タブレット端末を使って音楽を流したり、制限時間を測ったりと、さまざまな工夫が見られました。どの班も大盛り上がりで、利用者からは「子どもたちを見ていると笑顔になれる」「こんな機会はないので、元気をもらった」「もう終わり?」と声が上がりました。
最後に、6年生を代表して大西凛輝さんからあいさつがあり、「僕たちが考えたゲームは楽しめましたか?」という問いかけに、会場からは大きな拍手が起こり、交流会は大成功に終わりました。
問合せ:
町教育委員会事務局【電話】62-2422
度会小学校【電話】62-0004
度会中学校【電話】62-0194