くらし 防災情報 No.149

■「蓄電池式防犯灯」の設置について
町では、夜間でも「緊急避難場所」等への避難がより安全にできるよう、主に海岸部の避難路上で、主要な箇所にある防犯灯を「蓄電池式」に更新しています。
この防犯灯は、停電となっても電源が蓄電池に切り替わり点灯するもので、このたび、山地地区を含む阿田和地区の防犯灯のうち、50基を「蓄電池式防犯灯」に更新しました。
夜間に災害が発生し停電が伴った場合、より安全な避難行動に役立つもので、以下の写真のような防犯灯が「蓄電池式」となります。
避難路全体を照らすものではないため、夜間の避難行動に備えて、ご家庭での懐中電灯の備蓄はこれまでどおりお願いします。令和7年度中には、市木・神志山地区の主に海岸部において、60基の防犯灯を「蓄電池式防犯灯」に更新する予定です。

■災害から命を守るために、日頃から準備しましょう
いつ起こるかわからない災害から大切な命を守るために必要なことは、日頃から災害に対して準備しておくことです。普段できる災害に対しての準備をご紹介します。
●ハザードマップで避難経路を確認しましょう
ハザードマップを確認して、一番近くの緊急避難場所やそこへ向かう避難経路を確認しましょう。
自宅だけでなく、職場や学校など普段よく利用する場所にいる場合の避難についても考えておきましょう。

●災害に備えて家庭内で備蓄しておきましょう
過去の大災害の事例から、飲料水や食料品は最低3日分の個人備蓄が必要とされています。
また、備蓄していても、消費期限が切れてしまう失敗があります。そうならないために、飲料水や食料品を定期的に消費して買い足すローリングストックに取り組んでおきましょう。
例)
・飲料水 一人当たり10リットル
・食料品 カップ麺・缶詰・レトルト食品等3日分以上
・懐中電灯・カセットコンロ、ボンベ等、各ご家庭で必要と思われる日用品や常備薬

●家族と連絡方法について決めておきましょう。
災害時には、電話が繋がりにくくなることが想定されます。事前に連絡方法を決めておかないと家族の安否がわからない状態が続いてしまい、精神的にも不安定になってしまいます。電話がつながらない場合、災害用伝言ダイヤル(171)の利用を検討しておきましょう。

■災害用伝言ダイヤルとは?
災害時に、携帯電話で伝言を録音し、ほかの人が再生して伝言を聞ける「声の伝言板」サービスのことです。

問い合わせ:総務課 防災係
【電話】3-0505