- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県紀宝町
- 広報紙名 : 広報きほう 令和7年3月号
■厄年?役年?
疇地 達也さん(井田)
やっと夫婦揃って厄が明けました。前厄は大流行していた新型コロナに家族全員がかかり、子どもが川崎病で入院と『病の厄』に、本厄は土地を買い、家を建て一生をかけて返す住宅ローンのスタートと『お金の厄』、そして昨年の後厄は小学校のPTAや井田上野地区の神社の当家(とうや)代表と『役の年』に、この3年間今までにないさまざまな経験をさせてもらいました。
特に当家の仕事は大変でしたが、色々な方と関わらせていただき、新参者の我々家族が地域の一員になれるきっかけになったかなと勝手に思っています。
僕は元々井田で育ったのですが、育った地区と移り住んだ地区では氏神様が別の神社ということもあり、ゼロから神社の仕事や例大祭の段取りを色々な方に教えてもらい、当家の集大成である例大祭も何とか無事終わり、次の当家さんに引き継げる段階まできました。
…ですが次の当家さんはよそから引っ越してこられた方、神社や地域のことをよく知らない方たちばかりとのことで、アドバイザーとして新当家さんを一年間フォローすることになり、僕の『役の年』はまだまだ続くようです…
せっかくの機会ですので、みなさんにお願いがあります。地域の役員のほとんどが順番だからとか、頼まれたからやっているという方だと思います。そんな方がプライベートの時間を削って地域のためにがんばってくれています。ですので、区費集めや寄付集め、地区でのイベントごとに積極的に参加・協力していただけないでしょうか。お願いいたします。
最後に、井田上野地区では例年お正月明けの連休に梶鼻王子の例大祭を行っています。厄祓いなどの神事はもちろん餅ほりや子ども神輿(みこし)があるのですが、年々子ども神輿の参加者が減っています。次回は来年なのでかなり先の話ですが、お菓子やジュース、お年玉も用意していますので元気な子どもたちの参加をお待ちしております♪
◇PROFILE
あぜち たつやさん
当家として地域活動に貢献されている疇地さん。「役を持つと大変ですが、知り合いが増えたなど得たものもたくさんありました」と話していました。
◎4月号は井田の橋本(はしもと)優(ゆう)さんです。疇地さんからは、「引き受けていただきありがとうございます。またおいしいケーキ買いにいきまぁす!」