- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県紀宝町
- 広報紙名 : 広報きほう 令和7年4月号
■今月のテーマ
ー1日元気でいられるように朝ごはんで元気なからだをつくる!ー
春は環境の変化が多い季節です。進学や就職、勤め先での異動など生活環境が大きく変化した方も多いことでしょう。元気な1日の始まりは、「朝ごはん」です。朝ごはんには体によいことがたくさんあります。
◇若者の朝食欠食率
農林水産省「食育に関する意識調査(令和7年3月)」では、「朝食を週に2~3日食べる」および「ほとんど食べない」の割合が、若い世代(20~39歳)は29・6%と全世代の中で最も高い状況です。
文部科学省「全国学力・学習状況調査」(令和5年度)では、朝食を食べないことがある小学校6年生の割合は6・1%、中学校3年生は8・7%でした。成長期の子どもや、働き盛りの人こそ朝食でエネルギーを十分にとりましょう。
◇朝ごはんを食べるメリット
(1)生活リズムが整い、1日を元気にスタートできます。
(2)脳のエネルギーが補給され、集中力が高まります。
(3)代謝が上がり、痩せやすい体になります。
(4)胃腸の運動が活発になり、便秘予防につながります。
(5)食事のリズムが整うことで、間食や夕食の食べ過ぎを防止できます。
食べる習慣がない方も、まずは一口から食べるチャレンジをしてみましょう。
◇夜遅い時間帯の夕食の工夫
夜遅く食事をしたとき、朝起きても食欲がわかないといったことはありませんか。
寝る前の食事は、朝に食欲がわきにくくなるほか、太りやすくなる、睡眠の質が悪くなるといったデメリットがあります。
寝るまでの2時間以内に食事をする場合は、揚げ物や炒め物を控え、うどんなどの消化によいものや、あっさりとした料理を食べることで翌朝に影響が出にくくなります。